東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

【第39回つくばマラソンレースレポート 結】

果は想定以上のものだった。

2:53:40(ネット2:52:27)。

目標はネットでのエイジシュート(2:54以内)だったが、スタート後の混雑で思うように進めなかった段階ではサブ3にシフトダウンしても仕方ないかな?と思ったりもしていたので、正直出来過ぎな結果だった。

 

ゴール後

ゴールしてGARMINのストップボタンを押してタイムを確認してから前方を見るとすぐにWAKAさんを見つけた。結果を聞くと見事サブ50達成ということで、「やりましたね、おめでとうございます!」と喜んだ。スライド区間のすれ違いで見る限りは着実に淡々と走っているように見えたが、レポを拝見していると足の攣りを気にされながらの走りだったようだ。

N。さん、海老蔵さん、ooiさん、ちみのすけさん、petaさん達も一緒になり、記録証の発行に向かった。ooiさんは初サブ3達成で、こちらも嬉しい結果だった。

記録証を受け取り改めて正式記録としてグロスでも53分台、ネットでは52分台でゴール出来たことを確認した。

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ほぼフラットで記録を狙いやすいつくばマラソンだからこそ達成できたのだと思う。

 

コース変更

来年の40回大会では、コースが変更になるようだ。

でも心配は無さそうだ。さらに記録が狙いやすいコースが検討されているらしい。

もっとも、僕がまた来年走れるかは分からないが。

 

何はともあれ、一昨年の落とし物は無事回収出来た。

marathon.hatenablog.jp

 

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水戸(左足)に続けて右足にもタイムを入れることが出来た。

備忘録

最後にレポートには書かなかったが、備忘録として残しておきたいことを思いつくままランダムに書いておく。

 

・補給は次の通り。

 朝 Maurten 320 / カーボロード

 レース前 AMINO VITAL パーフェクトエネルギー/ エネルギー充填

 9km MEDALIST AMINO DIRECT 5500/ 後半の筋損傷に備えて

 15km MagOn / エネルギー補給&攣り対策

 21km Maurten GEL/ エネルギー補給

 26km Vespa Hyper/ エネルギー補給

 32km Shotz w/Cafein/ カフェインのリゲイン効果

 36.5km Vespa Hyper/ エネルギー補給

 ※ただし、9kmは取り損ねて12kmで。

Vespa Hyperは2つ用意するはずが1つしか買っておらず、代わりに2つ持っていたMaurtenを使おうと持って携帯するも最後の36.5kmでは取らず使わず持ち帰りに。

いつも通り全てマルチポケットパンツ(adidas製)に入れて携帯したが、重いMaurtenを2つも入れたのでパンツがずり落ちて走りにくかった。

 

・今回はネガティヴスプリットで走ることが出来た。そして、35km過ぎてからもペースダウンせずに37〜39kmはキロ4を切るペース、それ以降も4:10以内のペースを維持出来た。スタートの混雑で前に進めなかったことが逆に良かったのだろうか?

 

・ヴェイパーフライネクスト%は調子良い。雨でも心配なく走ることが出来た。

 

・1週間前からカフェイン抜き(水戸は2週間前から)。効果は不明。

 

・飲酒は9/30からしていない。効果は不明。

 

・トイレは朝家で1回、会場についてさらに1回。

 

・雨対策で110円ショップのレインコートを買うも透明でなく白色しかなかった。念のため前後のゼッケン部分はハサミでカットして内側から透明ビニールを貼って見えるようにした。白いレインコートでもそんなことをしている人は見なかった。

 

今、思い付いたのはこんなところ。

もっとあるような気がするが。。。思い出したら追記しよう。

【第39回つくばマラソンレースレポート 転】

倒や接触に対する骨折した親指の保護についてはヴェイパー守るくんネクストがガッチリガードしてくれていたが、レースも終盤に差し掛かると雨を避ける為にカバーしていたビニール袋の中が気化した汗の再凝固で濡れてきた。もう雨も降りそうにないので外してしまえば良いのだが、どうしようもなく不快という訳でもなかったので何となくそのままにしていた。ここまでこれで調子良く来たので、何かを変えるのを躊躇したのだ。

 

27km〜35km

一昨年はここで大幅なペースダウンをし、ついには歩いてしまったので先ずは27kmから30kmまでを無事に走り抜けることに集中した。

スライド区間では、先行するWAKAさん、petaさん、N。さんを見つけ声を掛ける。こうして声を掛けたり掛けられたりすることで凄く元気が出てくる。折り返した後スライドが終わりに近付いた辺りから向かい風になってきた。ここが頑張り所と踏ん張る。

スライド区間が終わって右折してしばらく行ったところでまっさんが応援してくれていた。手を上げて「サンキュー」と応えたが、ビデオを撮っていてくれたとは気付かなかった。しかも短時間でブログにアップしてくれるとは、まっさん流石である。

www.breaking3.tokyo

そして、前回歩き出してしまった35km手前も無事に過ぎ、あと7kmでゴール出来るという実感が湧いてきた。

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35km〜ゴール

口の堀陸橋に上り始めたところで、海老蔵さんの姿が目に入り上りながら「ファイトです!」と声を掛けながらパスした。水戸に続いて後半厳しい展開になってしまったようだ。終盤の上りということでペースが落ちてくるランナーが多いが、僕は不思議なくらい気持ち良く上ることが出来た。ただ、35km過ぎからはそこまで鼻呼吸で来たのだが口呼吸に変わっていた。それでも苦しさはそこまで感じることがなかったので、無理に鼻呼吸に戻さずにそのまま口呼吸のリズムで走ることにした。

大学構内に、そしてスライド区間に入る。途中でWAKAさんとスライドしたが、おそらくサブ50に向けて最後の勝負をしている感じが伝わってくる。無理に反応させてリズムや呼吸を乱してはいけないので声は掛けないでおいた。

このスライド区間が実際には大した距離ではないのだと思うが、「まだ折り返しが見えない」と長く感じた。やっとスライド区間を抜けて左に曲がると最後の坂が待っていた。坂を上り、いよいよゴールに向かう。最後はダッシュで決めたかったが、流石にそこまでは出来なかった。後半の苦しさは今までで一番少なかったのに、今まで出来ていた残り50〜100mのダッシュは出来なかった。

GARMINを止めてタイムを確認すると2:53:41だった。どうやらグロスでもエイジシュートが出来たようだった。

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marathon.hatenablog.jp

【第39回つくばマラソンレースレポート 承】

知の上で無理な目標に突っ込んで行った2年前のつくばと今回では、気持ちの余裕が随分違った。特に今回は先月の水戸黄門漫遊マラソンで結果を出していたので、リラックスして挑めたのが大きい。かといって、どうでも良いという気持ちではなく、ちゃんと今回の目標を持ってスタートラインに立った。

目標は水戸黄門漫遊マラソンのタイムが2:54:18(ネット2:54:11)だったので、2:54切りのエイジシュートだ(これを書いている現在54歳)。エイジシュートは元々ゴルフの用語で自分の年齢以下の打数で18ホールをラウンドすることのようだ。これはプロでも達成した人が少ない非常に難易度が高いものらしい。一方マラソンのそれは2時間+年齢以内のフルマラソンゴールなので市民ランナーの一つの目標という感じだ。年齢を重ねて行くとどうしても記録は落ちてくるだろう。自分の出した結果に対して年齢を言い訳にはしたくないが、突っ張ってみても限界はある(僕が限界まで頑張れている訳ではないが)。某漫画家さんの本によれば、(スタートが年歳からかは分からないが)一つ歳をとる毎にフルのタイムは1分半落ちるという説があるようだ。常にPB更新というのも現実的では無くなってくるだろう。ただ、単純に毎年目標タイムを1分半づつ下げて行くというのはちょっと寂しいし、42kmを走るモチベーションになり得るのか疑問だった。ところが、件の漫画家さんの本には「エイジシュート」というものが目標として書かれていた。僕はこの本で初めて知った言葉、概念だった(ついでにいうとゴルフのそれも知らなかった)。これは僕にとっては中々魅力的な考えだった。年齢と共に下がるタイム1分半に対して、それを1分に留めるのだから30秒は普段以上の努力の成果と考えることが出来る。目標としても分かりやすい。

 

スタート〜5km

さて、前置きが長くなったが、レースの方はスタートしたところだ。

隣にいたooiさんはスッと前に行かれ、間もなく見えなくなった。混雑しているうちはとにかく転倒と接触で骨折した左手の親指の骨がずれないように注意することが最重要だった僕はあまり人の隙間をすり抜けるような動きは避けていたので、ooiさんに付いて行くことは出来なかった。とはいえ、ヴェイパー守るくんネクストを装着しているので、余程のことがない限り大丈夫だという安心感はあった。

今回はBブロックスタートだったので目標タイムはネットでも達成とするつもりだが、一応グロスが分かるように号砲と同時にGARMINのスタートボタンを押していた。スタートラインを越える時にタイム差を確認しようとGARMINを見ると…見えない。

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Photo by まっさんスポーツ

包帯を濡らさないように左手をヴェイパー守るくんネクストの上からビニール袋で覆っていたのだが、GARMINも合わせて覆ってしまったので画面が良く見えなかったのだ。

その時点で直ぐにそうすれば良かったのだが、しばらくしてからGARMINをビニールの覆いから出したのでグロスとネットのタイム差は分からない状態で走った。後で記録証を確認すると1分13秒だった。

しかし、今回Bスタートで分かったがこのグロスとネットの差よりも前に行こうとしてもなかなか進めないことの方がタイムに与える影響は大きい。思ったように進めない区間が長く、上げたくても上げられないペースに苦しんだ。5kmの通過タイムは22:39となった。

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5km〜15km

9kmの給水ポイント手前で最初の補給食MEDALIST AMINO DIRECTを摂取する予定だった。今回片手で後ろポケットから取り出して袋を千切って(ここは歯も使う)口に入れなくてはならない。これがなかなか上手く行かなかった。結局給水ポイントに着くまでにポケットから取り出すことは出来ず、ここはパスして次の給水ポイントでとることにした。

11km地点の給水ポイントでは、一旦止まってポケットから出し口に入れるまでは立ち止まったままでやってみた。結局ここで30秒ほどのロスをした。補給を終えてからは少しペースアップして遅れを取り戻そうとした。

GARMINの記録では(スタートラインより後方から計測していて、かつ蛇行もしているので)11〜12kmのペースは3:59/km、12〜13kmが4:31(この間で立ち止まって補給)、13〜14kmが3:53/kmとなっている。14〜15kmは少しペースが落ちた。

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15〜21km

15km過ぎからはまたペースアップし3:57、4:01、4:00、4:00、4:03、4:07とペースを刻んだ。

ハーフのタイムは1:28:36。

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自分のペースチャートでは、ここからペースアップして行くことになっている。

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21km〜27km

ハーフから25kmまでは予定ではキロ4以内で走るという設定で、全区画の中で一番早いペース設定にしていた。ここを無事予定内のペースで走り、そこから30kmまでは4:05まで落として良い区間だが27kmまでは引き続きキロ4以内のペースで走ることが出来た。

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