バチャールマラソンランナーがついにリアル大会へ参戦!
「東京ハーフマラソン」「名古屋バーチャルマラソン」そして今参戦中の「全日本ランクラブ対抗バーチャルレース」、4週間後に控える「北野マラソン」とバーチャルレースを連戦するバーチャルランナーである「私」さん(49)がついにリアルのマラソン大会にエントリーした。
何故、突如リアル大会へのエントリーということになったのか、今日はトレーニングがOFFだという「私」さん本人に直接聞いてみた。
バーチャル専門っていう訳ではない
「確かに、バーチャルレースばかり走ってますが、元々、それ専門っていう訳じゃないんですよ。」
そうなんですか? てっきりバーチャルがご専門かと。
「バーチャルレースを始めたのが、エントリーしていたリアルのハーフマラソンに諸事情で出られなくなったことがきっかけでしたから、特にリアルを避けてるっていうことではないんです。
ただ、一度バーチャルをやってみると、それはそれで良いところもあって…」
バーチャルの魅力
具体的には、どんなところでしょう? バーチャルの魅力って。
「まず、エントリーフィーが掛からない!(笑)それに、日程も時間もコースも自分が自由に設定出来るってところが、第一ですね。そういう意味ではリアルに比べると、家族の理解も得られ易いんじゃないでしょうか。あとは、既存のバーチャルレースに参加するのとは別に私のように自分で作っっちゃうというのも楽しいですよ。自作自走。自分で自分を盛り上げるという…
ただ、何でも自由な分、自分なりに最低限のルールみたいなものを決めてやらないと単なるトレーニングと変わらなくなっちゃいますね。」
リアルに出る理由
なるほど、では今回、何故、リアルのレースにまた出ようと?
「先程も言いましたが、リアルを避けていた訳ではないので…
まあ、きっかけとしては、そろそろ秋のマラソン大会のエントリー受付が始まってきたじゃないですか。ランナーの方のブログとか拝見してると、今年はどのレースにエントリーしようとか、そういった話題がチラホラ出て来たんですね。それで、RUNNETでどんなレースがあるのかなと見始めてしまいまして…」
で、エントリーされたと。
「はい。でも、簡単じゃなかったんですよ。私の場合は子供も小さいので、日帰り出来る大会が条件になります。そうすると、東京近郊の大会になりますから(「私」さんは東京都在住)ご存知の通り、出場するにも大会の競争率が非常に高いですよね。まあ、こればかりは仕方ないんですが。
今回、エントリーしようとした大会が「第1回さいたま国際マラソン」なんですけど、エントリーは先着順。これは、パソコンの前で構えて頑張ろうと思っていたら、ちょうどその日が娘たちの保育園の親子遠足の日だったんです。」
じゃあ、別の大会に?
エントリーというハードル
「いや、やれるだけやってみようと。うちの保育園の親子遠足は、歩く時は園児達は園児立ち通し、年次が上の子が下の子の手を引いて歩いてあげる、親達は園児達とは別に先に歩くというスタイルなんです。もちろん、その後、ゲームをしたりお弁当を食べたりは親子一緒なんですが。で、遠足は集合が9時、出発が9時15分というスケジュールでゴールに到着するのが距離的に見て、ちょうどエントリー受付開始の10時になりそうだったんですね。」
それじゃ、ほとんど無理じゃないですか。
「はい。でも、ゴール後はゲームとかがあってまずエントリーなんて無理なんですが、ゴールする前なら、親達だけで歩いてるだけなので、スマホで頑張ってみようと。必要になりそうな情報は紙にメモして持って、あとは遠足中どうしてもダメな状況だったら、解散後すぐにPCでやろうとMacBook Airもバックパックに忍ばせてました。で、スマホはブラウザでエントリー画面開いておいて、時折リロードしながら歩きました。」
リロードですか?
「はい。そうすることで、ログイン状態がタイムアウトにならないですから。もし、間が開き過ぎてログアウトしちゃっても、その時点で分かるのでログインし直せば、10時直前に慌ててログインする必要がないですよね。もちろん、リロードなんて一瞬なので、一緒に歩いている保護者にもメールチェックしてるのかな?位にしか見えなかったと思いますよ。」
なるほど。
「で、ゴールまであと300m位かなという時点でスマホのアラームがなりました。9:55です。いよいよだということで、時計を見ながら、10時きっかりにリロードしました。
案の定、最初はエラー画面、再度リロードで待ち画面になりました。画面の指示通り強制リロードせずに待ちますと、カウントダウン後のサーバー側のリロードでうまくエントリー可能な画面に繋がりました。まだゴールまで100m弱ありました。そのまま、エントリーの操作を続けなんとかゴール直前にエントリー完了しました。」
もちろん、「私」さんの努力もあるかと思いますが、ほぼ一発で繋がるというのは運もあったのかもしれませんね。
「全くです。エントリー完了メールの受信時刻をみると、10:05でした。遠足のスタートも5分ほど遅れたので、時間通りのスタートだったらエントリーは無理だったかもしれません。そういう意味では、貴重な機会をいただいたという気持ちで後悔のない走りをしたいですね。」
今日はお休みのところ、ありがとうございました。良いレースが出来ることをお祈りいたします。
…ということで、
今日のメニュー :ビルドアップ走 15km→休養
流石に昨日は10kmTTで後半吐きそうになるくらい力出し切って、弁当作って遠足行って、遠足終わってそのまま公園で遊ぶ(二次会)子供達を家に連れ帰った時点でヘトヘトだった。今日は休養で良し!