(前回:ゴール後【北野マラソン レポート - 6】 - バーチャルマラソンランナーの走行記 お供はGarmin(「東京ハーフマラソン」改題))
「北野マラソン」の総括。
【タイム:3時間10分25秒】
目標をクリアし、満足の行く結果であったが、これはあくまでもバーチャルマラソン、次の点を加味する必要がある。
・フルマラソンの実際の大会は42.195kmでは終わらない。
「The way I ran is the course.」のキャッチフレーズはどんなコースを走っても、コースアウトになることがない自由さを現しているが、一方、それは実際のレースではほぼあり得ない最短のコース取りをしているということでもある。
マラソンの距離計測は、当然、選手が取り得る最短コースで計測される。斜めに横切れる道なら、そこを計測している。
ところが、すべての選手がそのコースを通れる訳ではなく、実際は42.195km以上走ることになる。
・グロスタイムを意識すると、スタートラインまでの距離も加算される。
今回は最前列スタートだったが、実際はレースの規模、スタートグリッドによって異なるが、少なくとも、最前列はあり得ない。
・スタートの混雑で、バラけるまではペースが制限される。
今回、意識して出だしのペースは遅くしたが、実際はもっとゆっくりになってしまうだろう。
こうしたことを加算すると、少なくとも5分、下手すると15分位違ってくるのではないだろうか?
【ペース配分】
0-1km:5'30"
1-2km:5'00"
2-10km:4'45"
10-30km:4'30"
30-40km:4'20"
40-42km:4'00"
メインの4'30"というペースは良かったが、そこからのペースアップは無理だった。
40km過ぎの4'00"などあり得なかった。
原因が補給のミスにあるのか?
あるいは、単に実力以上のことをしようとした結果なのか?
前半抑えたペースの区間をもっと長くした方が良かったのか?
これは今、単純に答えを出さずに、これから調べたり、検証したりしよう。
【補給】
shotz 117kcal×2+水
水8oz(237ml)
ソフトフラスクで携帯。
これは自分のペースで摂取出来るので、エイドのあるリアル大会でも有効。
水はエイドでもあるので、ナトリウム補給が出来るドリンクにした方が良いかもしれない。
これも、これから勉強しよう。
【服装】
Tシャツ
短パン
5本指ソックス
asics ターサージール3
スタートラインに立つ前に背中を確認(笑)。
服装は当然、季節に合わせることになるので、今度のリアルレースに向けては直前に慌てないように検討しよう。雨の場合の想定も。
シューズは、今回は大丈夫だったが、キツめにし過ぎたのは事実で、左足第二指、第三指は当たるので、新調も考慮中。
【練習法】
「金哲彦のマラソン練習法がわかる本」に従った練習は正解だった。
ただ、他の方法を実践した訳ではない。最近、少し気になっている本があるので、図書館で予約した。
おそらく、ベースは金さんで行くと思うが、他の要素も加えるかもしれない。
あと、どうしても長い時間のメニューはなかなか出来ない場合が多いので、この辺をどう工夫するかも課題だ。
総括は、こんなところだろう。
これから、リアルレース、「さいたま国際マラソン」に向けてのトレーニングを開始するが、その前にやることがある。
ツケを払わないといけない。
全99回のトレーニングのうち、17回分がツケとして未消化だ。
ただ、ツケに回したのは時間のかかるメニューが多いので、多少の短縮はあり、また、二日に分割もありとしてやろう。これは本来意味がないが、レースに向けたトレーニングではないので良しとする。