先日、愛用のGarmin ForeAthlete 920XTJにある機能が欲しくなったので、Connect IQで開発してみよう!と挑戦を始めた。
ところが、そもそも始めるまでの開発環境の設定からして大変だ。
この【MacでGarmin Connect IQ開発】シリーズは、途中で挫折するかも知れないが、その挑戦の記録として、本編のランニング、マラソンテーマとは別に不定期に書いて行く予定。ということで、興味のない方はタイトルで判断してパス出来るように、ランニング系の記事とは分けて書くことにした。
そもそもConnect IQって何よ?
Connect IQは、Garmin社が同社のGPSウォッチ用に作ったアプリ開発、配布システムだ。開発者には、SDK(Software Development Kit)が用意され、ユーザーは、開発者が作ったアプリをGarminのConnect IQのダウンロードサイトを通じて自分のGPSウォッチにインストールして使うことが出来る。
スマホのアプリと同様の仕組みだ。
さて、アプリ開発の為には、まず、自分のパソコンに開発環境を作ることになる。
GarminのConnect IQ | Developerを参考にしながら、準備を始める。
Connect IQの開発は、Eclipseという統合開発環境にMonkey Cというプラグインを追加して行うようだ。
先ずは、Connect IQのSDKをダウンロード。
解凍したら良いかというと、そう簡単には行かない。
ターミナル(Windowsでいうコマンドプロンプト)で、パスを通すという作業が必要になる。
Mac: The first step for using Monkey C is to point your PATH to the Connect IQ SDK bin directory. If you want to use Monkey C in your local terminal you can set the path locally.
> export PATH=$PATH:<Connect IQ bin dir>
しかし、実際は毎回ターミナルからコマンドを打つのは現実的ではないので、bashのprofileにパスを追加しておくことになる。
Otherwise if you want Monkey C to be available from all terminal instances you can add it to your bash profile:
> touch ~/.bash_profile > open ~/.bash_profileThe above opens .bash_profile in a text editor. Add the below line to the file:
export PATH=$PATH:<Connect IQ bin dir>
さて、ここまでは出来た。
次はConnect IQのプラグインを統合開発環境Eclipseにインストールする。
が、
ということで、
Garminのサイトには、requires Eclipse Luna(Lunaはコードネーム)とあるが、Eclipseのサイトに行くと、既に次のバージョンであるMarsが配布されている。
因みにEclipseのコードネームはVer.3.5からはアルファベットを順に頭に付けているらしい。Galileo、Helios、Indigo、…という感じだ。
Marsをダウンロードして、解凍。
ダブルクリックして起動しようとすると、「javaのバージョンが古いよ」と言って起動してくれない。
やれやれ。
では、今度は、javaのバージョンアップだ。
ところが、これがまた一筋縄では行かないので、続きは次回。