<前回>
5km過ぎ〜15km手前【さいたま国際マラソン レポート3】 - バーチャルマラソンランナーの走行記 お供はGarmin(「東京ハーフマラソン」改題)
ここまでは順調なペースで来ている。
これだといちいち袋を取り出して、封を切って…という手間もなく、一度に一袋分全て摂らなくても良く、しかもゴミも出ない。いつでも簡単に好きな量を口に出来るので、こまめな摂取が可能だ。上の写真ではわからないが手のひら側の幅広のゴムバンドでグローブにしっかり付いているので、握っている必要はない。
ということで、右手にshotz、左手は水だけを入れた状態で携帯している。
左手の水は水分補給はもちろん、アミノ酸、MEDALIST AMINO DIRECTを摂った後に流し込む為にスポーツドリンクでなく水にした。水分補給自体は出来るだけ給水所でスポーツドリンク+水を飲むようにした。
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そろそろ前方に新見沼大橋有料道路が見えてきました。
有料道路を走って通るというのも、滅多にありません。横浜マラソンも高速道路を通るコースになっていますが、こちらは高速道路ではありません。
ただし、有料道路ですので、当然料金所があります。そこを選手たちが通過して行きます。もちろん、選手は無料です。いや、ひょっとすると参加費から埼玉県道路公社に払われているのでしょうか?まさか、そもそも「人」の料金設定がないですからね。
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新見沼大橋有料道路に入る。
料金所のところに何か鳥のゆるキャラらしきものが、ゆっくりと羽を上下に動かしている。これって常設?着ぐるみのゆるキャラが来て応援しているなら分かるが人形だし、わざわざ、今回の為に作ったりはしないだろうから。(※例のyoutubeの試走動画で確認したら鳥はいなかった。レースに合わせて、どこかから持って来たのかな?)
有料道路を過ぎてしばらく行くと、2つ目の折り返し地点、埼玉スタジアム2002に向かう為、一旦国道463号線を離れる。
しばらく行くと20km地点だ。
20kmでアミノ酸を補給する予定だったので、19kmを過ぎたところで2つ目のMEDALISTを取り出す。封を切って、口に入れようとした時に上手く行かずこぼしてしまった。ちょっと口に入った量が少なかった。
走りながらの補給もなかなか難しい。この顆粒状のサプリの補給はレース前には一度しか試していなかったので、今度はコツみたいなものも調べてみよう。
20kmのタイムは1:25:53、ペースチャートは1:26:10なので、ちょっとだけ早いがオーバーペースという程ではない。
埼玉スタジアム2002に向かう直線道路で少し空に晴れ間が見えた。この辺りは大きな建物もあまりなく、走っていて気持ちが良い。
そして、折り返し地点を回ると、すぐに中間点だ。
タイムは1:30:25。自分のペースチャートには中間点のタイムはない。
ちょうど半分で1:30:25ということは単純に2倍では、サブスリーは達成できない。
もっとも、スタートから10kmまではペースを落としているので、これで良いのだ。
ただ、10km過ぎからは1km毎のオートラップで確認しているラップタイムはほぼ4分2〜8秒くらいをキープして来たつもりなので、もう少し余裕あるタイムかと思っていた。
が、オートラップで確認しているのはあくまでも自分が走った距離だ。公式の距離ではない。
これは自分の走った距離=公式距離のバーチャルマラソンではない。リアルなのだ。
それを念頭に置いておかないと、最後に悔しい思いをしかねない。注意しよう。
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ランナー達は、折り返し、中間地点を経て、また国道463号線に戻ってきます。
この辺りになると、日本代表チャレンジャーの部で残念ながら遅れてしまった選手が一人二人と見えてきます。
実力的にはサブ3.5以上の選手達ですが、きっと、自分の限界かそれ以上に挑戦する勝負に出ての結果ではないでしょうか。沿道からも声援が飛びますが、目標を失ってしまった状況では苦しいところでしょう。
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国道463号線に戻ってきた。
次の目標は23km付近だ。ここでは、はてなランナーのLisaさん(id:AAA316jp)がはてなランナー応援ボードを持って応援してくれているようだ。元々、ご自分が一緒に走っているチームの方の応援ですが、はてなランナーも何人か走るので、一緒に応援してくれるとのこと。ありがたい。
とはいえ、お互いに顔を知らないし、果たして、見つけることが出来るだろうか?
23kmに近ずいた。目印の陸橋も見える。
が、やはり、残念ながら、見つけることはできなかった。
まあ、応援してくれているだけでも有り難いし、コース上にひとつポイントが出来たことで励みにもなった。Lisaさん、ありがとうございました。
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ランナー達は25km地点を過ぎると、すぐに給水所、そして最後の折り返しをすることになります。
フラットな区間のちょうど中間あたりでしょうか。
30km手前の坂に備えて力を温存しながらも、タイムの稼ぎどころかもしれないという区間かもしれません。
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25km地点のタイムは1:46:21、ペースチャートでは1:47:00。ここもほぼ予定通り通過。
給水でスポーツドリンクと水を補給する。
給水所でのコップの取り方は、ナンバー引き換え時に見たビデオで学んだ「横から取ろうとせずに上から指を突っ込んで掴む」で上手く行っているが、飲む方がダメだ。上部を片隅だけ残して折って蓋をしてしまうやり方もあまり上手く出来ない。
これはちゃんと練習しよう。
最後の折り返しをまわって、いよいよ30km手前の坂に向かう。