東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

レースレポート「八ヶ岳エコーハーフマラソン」

7/30の「北野マラソン 2016」が無念のリタイヤという結果に終わってしまい、急遽、思い付きで開催、出場を決定した「八ヶ岳エコーハーフマラソン」。そのレースレポートです。
 
8/10〜8/15の間、夏休みで蓼科にいるので、その辺りで走るコースはないかと考えて思い付いたのが八ヶ岳エコーラインという道路でした。
さらに、この辺でマラソン大会をやっていたなということも思い出し、検索してみると、「縄文の里マラソン大会」というハーフマラソンが正に八ヶ岳エコーラインを走るコースで開催されていました。今年は9/11で第10回になる大会です。
今までバーチャルレースは全て自宅周辺のたった約2.6kmの周回コースを走っていましたが、今回はほぼ一本道(往復)のリアル大会と一緒のコースとなりました。
 
合宿所にいるメンバーを起こさぬよう、予めレース前日に音の鳴らないバイブレーションだけのアラームが可能なアプリをダウンロードして3:30にセットしましたが、結局3:02に自然に起きられました。
おにぎりを食べて、トイレを済ませ音を立てないように合宿所を出ました。車のエンジン音だけはどうにもなりませんが、結局誰も起こすことはなかったようです。
 
一旦、スタート&ゴール地点の尖石縄文考古館の駐車場に車を止めて、アクエリアスをSALOMONのハイドロセットのソフトフラスクに充填しました。専用のグローブを手に嵌めることでソフトフラスクを手に装着することが出来ます。
と、ここで、重大なミスに気付きました。
ハイドロセットのグローブがない!
家に忘れてきたようです。
仕方がないので、そのままソフトフラスクを手に持って走ることにしました。
 
まだまだ時間があるので、もう一度トイレに行っておこうと近くの岳麓公園に行くことにしました。この公園には何度も行ったことがあり、そこにトイレがあることを知っていたのです。
 
トイレも済ませ、岳麓公園の駐車場はスタート地点の駐車場よりも街灯が灯っていて明るかったのでそこで着替えもしました。
そうこうしているうちにそろそろ明るくなり始めたので、スタート地点に移動し、いよいよスタートです。
 
4:56、GARMINのボタンを押してスタート!
 
スタート地点から八ヶ岳エコーラインまで出る約1kmと、さらに一旦エコーラインを北上して折り返す約1.8km地点までは下りです。
オーバーペースにならないように気を付けながらも、特にエコーラインに出るまでは斜度もありスピードが出てしまいます。最初の1kmは3:56、次の1kmは4:20でした。
今回は最初と最後を除けば往路が上り復路が下りですので、往路では4:30〜4:45、復路で4:20〜4:00で走れれば良いと思って走りました。
同じコースを走る「縄文の里マラソン大会」の昨年の40歳以上の部の結果を見ると、1位の方が1:18:06!、10位で1:26:01、20位で1:33:38、30位で1:39:08というタイムです。
自分のハーフのベストはGARMINによると板橋Cityマラソンの前半で1:24:03です。
ちなみに「東京ハーフマラソン 2016」の記録は1:26:52でした。
ただし、これらは平地での記録、しかも板橋Cityは前半追い風だったということを考えると今回は1:35〜1:40というところが合格ラインと考えて走りました。
 
上りに入ると意識するまでもなくどんどんペースは落ちます。
4:45どころか、5:00を超えてきます。
「これは目標設定に無理があったかな?」
と考えながらも、前半は無理しないで行こうと思いました。
 
途中、数人のランナーさんが走っているのを見かけました。
「縄文の里マラソン大会」に出られるのでしょうか?
しかし、普段、ここで練習していると強くなるだろうな。
アップダウンの練習も出来るし、少し山の方に入れば峠走も出来る。そして、平地のレースに出ることを考えれば多少は高地トレーニングの効果もあるでしょう。
 
気持ちの良い景色の中、そんなことを考えながらなんとか折り返し地点、深山の交差点まで来ました。
GARMINの記録は53:33。
 
復路に入って下りになりますが、ペースが上がりません。
4:20では走りたいと思うものの、なかなか4:30を切るペースに持って行けません。
またもや基本的な走力不足を痛感します。
でも、今日はリタイヤはありません。
というかしようとしても出来ません。自力でスタート地点まで戻るしかないのですから。
しかし、我慢して走っているといつの間にかペースも上がって来ました。
ゴールのことを意識し始めると、ゴール地点をどうしようかと考え始めました。
このバーチャルマラソンのルールではGPSで計測した距離で21.1km地点がゴールになりますが、せっかくリアルなハーフマラソンのコースを走っているので、そのコースのゴールに合わせたいという気も起きてきました。
マラソン大会のコースは最短ルートで計測しているはずなので、ランナーが走るコースは多少蛇行する分長くなるはずです。今回もGPSの計測での21.1kmは実際の21.0975kmのゴール地点より多少手前になるはずです。
21.1kmでLAPを押して、実際のゴールでストップにしようかと考えながらゴールに向かう直線コースを走っていると、そんな迷いは不要であることが分かりました。
GPSの21.1kmで時計を止めてもほぼリアルのゴール地点に近いことが分かったのです。
というか、そもそも正確なスタートラインもゴールラインも書いてある訳ではありませんから分かりません。スタートした時も大体この辺だろうとスタートしただけでした。
そんな訳でスタートした地点のわずかに手前で21.1kmになりゴール。
タイムは1:35:26。
八ヶ岳エコーハーフマラソン 2016」優勝です。

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時期が時期なので、メダルを噛んでみました。

メダルは合宿所にあった薪をカットして作りました。メダルは合宿所に着いた日にこっそり作ったものの、撮影をするのを忘れていて東京に戻ってから撮りました。

で、実際のゴール後の写真はコレ。

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スタート&ゴール地点にあった銅像と一緒に撮りました。

そして、今回のレースは「北野マラソン 2016」のリベンジでもあるので、その時に着ていた「北野マラソン 2015」のフィニッシャーTシャツで走りました。

今回、なんとか目標であった1:35〜1:40というタイムでは走れましたが、「縄文の里マラソン大会」のタイムを見るともう少し頑張りたい、出来れば1:30を切りたいと思いました。

さて、来年、第二回となる「八ヶ岳エコーハーフマラソン 2017」は開催されるのでしょうか? 


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