2016年10月30日に開催された第1回水戸黄門漫遊マラソンに参加してのレース総括です。
公式サイト:水戸黄門漫遊マラソン
【コース・大会運営】
先ずは大会公式サイトにある「水戸漫遊マラソン6つのポイント」についての感想です。
1)スタート、フィニッシュは駅から5分!
これは非常に便利です。駅から離れていてシャトルバスなどの運行があっても、混んでいてヤキモキしたりというようなことはありません。
ただし、正確にはメイン会場入り口まではギリギリ駅から5分(不動産の表記では1分=80m)、スタート地点はメイン会場からさらに5分くらいです(駅から直接行っても5分では無理かな?)。まあ、あくまでも細かいこというとですので。本当に便利なポジションであることに偽りはありません。
2)参加賞はオリジナルTシャツ!
オリジナルTシャツは、これです。
自分はこれよりも、この大会ならではの完走メダルが気に入っています(カッコ良くてという訳ではありませんが)。
記録証の即時発行は良いですね。待ち時間もなしでした。
3)フラットなコース!ただし最後に難関が…
全体的にフラットなコースとありますが、自分にとっては結構アップダウンが感じられました。とはいえ、極端にペースが落ちるような坂でもありません。ただ、フラットだと思って臨むと精神的にちょっとキツく感じました。
参考までに、公式サイトの高低差図に自分の実走したGARMINの高低差(黄緑色)を重ねてみました。
もちろん、ほぼ一致するのですが、大会の高低差図はある程度の間隔での標高点を線で繋いでいるので、細かい高低差は省略されています。
この公式には現れない小さなアップダウンを実際走ると感じるのだと思います。
4)ナンバーカードは事前発送、当日の受付不要!
最近はこういうパターンの方が主流でしょうか?これが選手、運営側双方にとって良いと思います。
5)エイドステーションでは、水戸の名産品でお出迎え!
やはり、エイドでの補給食はこういうのが良いですよね。
ただ、自分は携帯したものしか摂取しないので、この楽しみ は放棄してしまっています。なので、正直、何が置いてあったのかは気にしていませんが、流石に納豆は無かったと思います。
6)日本陸連公認!
これも、陸連登録している自分には重要です。コースの距離もお墨付きですから。
ただ、今回は記録証にネットタイムも表示されましたが、陸連のオフィシャルな記録はグロスになると思うので、スタートブロックは陸連登録者を優先して前に持ってきて欲しいと思います。陸連はタイムに関係なく誰でも登録出来るので、タイム優先という意味ではなく。
6つのポイント以外の特筆事項としては、次の2つを上げておきます。
◎ロッカーの設置。
これは良いですね。一度預けたらレース終了までピックアップ出来ないということはなく、何度も出し入れ自由です。ただし、鍵は携帯する必要があります。自分は腕に付けてリストバンドの下に入れました。
×スタートブロックの整列、運営が今一つ。
確かA〜Dの4ブロックだけだったと思いますが、この規模ならもう少し細かく分けても良かったのではないでしょうか。
以上で大会自体の一般情報については終了で、ここからは自分個人のことになります。
【装備・補給食】
過去に走った、さいたま国際、板橋Cityと同じですが、手にハイドロセットを付けなかったのが、今回の違いです。
結果としては無しでも大丈夫でした。
これからはレースでは無しにします。自転車の補助輪が取れたようなものでしょうか。
あと、板橋Cityの経験と練習時の不安から、キネシオテープを使いました。
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これは効果を実感という域まで行きませんが、やっておいて損はないと思いました。
補給食については、4種類を用意して計画を立てて摂取しました。
MEDALIST AMINO DIRECT 5500
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BCAAとクエン酸が主成分です。
レース前半にとっておくことで、後半の筋肉修復に備えるつもりで9.3kmと14.6kmの給水所手前で摂取しました。
次にMag-On
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これは、エネルギー補給ですが、マグネシウム配合で攣り防止も期待しての選択です。
19.4kmの給水所手前で摂取しました。
そして、今回新しく使ったのが、VESPA HYPERです。
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価格も高いが、効果も(評判では)高いので、取り入れました。
24.8kmと33.2kmの給水所手前で摂取のスケジュールでした。最初の回は摂取しましたが、2回目の33.2km手前は省略してしまいました。これが唯一スケジュール通りに摂取しなかった補給食です。ひょっとすると、ここでちゃんと摂取していれば、最後の37km以降もう少し力が出せたのかもしれません。
あと、2回のVESPAの間、29.3km給水所手前でshotzを補給しています。
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カフェイン入りのタイプなので、後ろの方に持ってきました。
全般としては良い計画と運用でしたが、最後を省いてしまったのが失敗でした。これが37km以降の状態にどれだけ影響したのかは分かりませんが、少なくとも摂取しておいた方が良かったのは間違いありません。
【事前準備・レース戦略・実践】
これは今回満足に出来ていませんでした。
月間走行距離で見ると、
6月 43.58km
7月 86.24km
8月 105.9km
9月 88.19km
10月 123.12km
と直近5ヶ月の月平均は89.40kmという有様でした。
この期間中何度か「もう諦めよう」という考えが頭に浮かぶこともありましたが、出来る範囲ではありますが、走ることはやめなくて良かったです。
事務的な事前準備としては、交通費分の小遣い稼ぎから特急券の購入、スピーディな移動の為の出入り口確認まで抜かりなくやりました。帰りの列車一時ストップという思わぬアクシデントにも対応できました。
レース戦略とその実践については、良かったのではないかと思います。
前回の失敗レース、板橋Cityマラソン後の反省を踏まえて、同じ轍を踏まないように出来たと思います。
実はレース前にこの反省ポイントをしっかり再確認するべきだったのですが、していませんでした。
ところが、既に痛いほど分かっていたのか、自然とほぼこれらの反省点を考慮したレース戦略を立て、それをほぼ守ってレースが出来たと思います。
【最後に】
今回も家族や友人、このブログを読んでくださる皆さんの応援があって満足の行く結果を出すことができました。
この場で改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
【追記】
この記事のどこかに貼り付けようと思って忘れていたので、自分用に記録として。