今日は朝一で人間ドックの再検査を済ませ(12月に再度検査となってしまった)、吉祥寺駅近辺で早めの昼食をとって中央線に乗り高尾方面に向かった。
峠走のチャンス
岩本式といえばビルドアップと峠走なのだが、なかなか峠走をするチャンスはない。岩本氏に言わせると日本なら探せば峠はある、また移動時間をかけてでもやる価値があるということだが、実際にはその時間を確保するのは至難の業だ。
そんな時、人間ドックの再検査を受けることになった。僕が休みやすいタイミングは水曜日か木曜日だったので、今日を受診日にして土曜日のポイント練と入れ替えて峠走をすることにした。
和田峠
往復の時間が出来るだけ短くて済む峠として和田峠がある。
しゅくぞうさん(id:shukuzou)やびあーさん(id:beer_beer)の記事を参考に作戦を考えた。
ランナーの方の和田峠の起点は高尾駅北口発のバス停「陣馬高原下」である場合が多いようだ。ここから和田峠までは3.1kmで距離としてはちょっと短い。
因みにびあーさんはここを3往復もしている!
30km走ろうと思ったら5往復だ。絶対に出来ない自信がある。そもそも、この斜度で30kmは時間的にどれだけ掛かるのかも分からず(例えびあーさんと同じペースで行けたと仮定しても5時間弱はかかるので無理)、5往復案は消えた。
地図を見ると「陣馬高原下」に至るまでのバスルート「陣馬街道」自体が緩やかではあるが坂になっているようだ。ほぼ浅川という川に並走している道なので上流に向かう方向は登りになっているはずだ。国土地理院地図で標高を確認してみるとその通りだった。
ということで、和田峠から陣馬街道を15km下った地点をスタートにすれば往復で30kmの緩る峠走が出そうだ。GoogleMapsで測ってみるとどうやら「二分方」辺りが15km地点だ。最寄りのバス停を調べると「二分方入口」で高尾駅からではなく、西八王子駅からのバスだ。
行程
ということで吉祥寺から中央線で西八王子に向かい、トイレで着替えをして荷物をコインロッカーに預けてバスに乗った。バスは20分に一本、11:38に駅に着いたので12:00のバスに乗るつもりだったが1、2分間に合わず12:20のバスに乗った。
バス停で降りてシューズの紐を締め直しいざ出発。12:40のスタートとなった。
実走
今日は予報では気温が29度位まで上がってしまう。水とスポーツドリンクを500mlづつ、Mag-onとshotzを1つづつ持って走った。
予想はしていたが、まだ斜度はそんなにないのに暑さが堪える。これでは途中でリタイアした方が良い状況なのかもしれないとも思った。ところが、むしろ少し斜度が出て来ても木陰になってくると随分と楽になった。そして陣馬街道下バス停から和田峠への道へ入ると山の斜面の関係で完全に日差しから守られた。これが陽のあたる側だったら耐えられない。
事前情報で斜度がキツいと言われていたヘアピンカーブ、数カ所あるが登るのは一度きり(全体で一往復しかしない)と考えると頑張れた。
そして峠に到着。
距離はほぼ15kmピッタリだった。もっとズレると思っていたのだが。
一旦時計を止めてサクッと写真だけ撮ってすぐ下山。
峠の茶屋は閉まっていた。
下りはもっとスピードが出ている感覚があったが、斜度が大きいところの方がスピードを抑制し過ぎているようで斜度が緩まったところの方がスピードに乗っていた。
山を降りてくるとやはりまだ陽差しが強く、ここがまた頑張りどころだった。ただ今日は一応峠走ということでタイムやペースの縛りは付けていないので、リラックスしてゴールを目指した。
下りもほぼスタート地点に近いところで30kmになった。
緩る峠走だが、一応★5個獲得。
久しぶりだ。
今回は30kmにこだわったので、このコースになったが、もう少し短めで良ければ「夕やけ小やけふれあいの里」というところをスタート地点にすると良いかもしれない。売店やトイレもあるし、日帰り温泉もある。
余談
今回、和田峠に登ってみて気付いたことがある。
実は和田峠に登るのは今回が始めてではなく、おそらく3、4回目なのだが、これまでは全てロードバイクで登っていた。
登ったところに碑があることと茶屋があること、その位置関係もしっかり記憶にあった。
ところが今日、峠に着いて左手にある碑の前で写真を撮ろうとすると左でなく右にある、そして茶屋は左にあった。記憶と左右が逆だ。
そう、つまりロードバイクで登っていた時と逆側から登っていたのだ。
ロードバイクで登っていた当時(2008年5月)。
現在の目標達成確率:31.5%
今日の筋トレ:プランク2分