東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

スタート〜15km【第4回水戸黄門漫遊マラソン レースレポ#2】

(前回まで)

スタートまで【第4回水戸黄門漫遊マラソン レースレポ#1】 - 東京ハーフマラソン / 一からやり直し!

レース戦略

話しは少し前に戻るが、今回のレース戦略をペースチャートを作りながら考えた。

既に一度走っているコースでその時のGARMINのログも残っているので、それをベースに考えることにした。前回がグロス3°58'04"で走っているのでこれをトレース出来ればサブ3はクリアだ。GARMINのログはアップダウンを含めたコース条件を反映した結果なのだから、それをそのまま目標ペースにしても良い。ただ、その走りで良かったのかというと改善したいところもある。後半のペースダウンを出来るだけ抑えるべくネガティヴスプリットで走りたいのだ。

そして、それで少しでもタイムが上がるのであれば前回の年代別順位12位を10位に出来たら最高だと思い始めた。因みに昨年、第3回大会の50歳台の上位のタイムはどうだろうとランネットで調べてみた。

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10位が3°58'11"だ。

天候条件が悪かったのかもしれない。

自分の前回記録を目指しても良さそうだが、全体的にタイムが良くなることも十分考えられる。どうせネガティヴにしてタイムアップを狙うなら55分切りを狙ってみようか?そうすると運が良ければ(順位は出場者によるので運もある)3位入賞も夢じゃないかもしれないなどと考えてしまった。元々3.15にするかサブ3狙うかと考えていたのに、調子に乗り過ぎだ。一応ペースチャートはそれで作り、無理そうだったらサブ3に切り替えようと思った。ネガティヴ狙いで行くので前半で突っ込んでみてダメならというのとは違い、後半ペースが上げられなければイーブンになるということだ。

ということで、ペースチャートは作り直した。

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前後半でみるとネガティブというよりほぼイーブンに近いが、後半の坂(特に最後の激坂)を考えるとこれで良いだろう。
 

〜10km

さて、レースに戻って話を前に進めよう。

スタートした後しばらくは転ばないように全体の波との差を大きくしないよう意識しつつ、かつオーバーペースにならないように走った。そうは思いながらもやはりペースに乗ってしまうのがレースの難しいところである。

最初の5kmのスプリットが20'38"、ペースチャートの21'35"から既に1分近く貯金を作ってしまった。

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スタート前に降り出した雨は電波受信の安定しないラジオのように、強くなったり弱くなったり止んだりしながらしばらく降り続いた。

県庁西の交差点を左折して少し行った辺りでチアリーディングのユニフォームを着た園児達が応援してくれていたのが可愛いらしく印象的だった。

僕の補給計画では9.3kmの給水ポイントの手前が最初の補給、MEDALIST AMINO DIRECTだ。9km手前でパンツのポケットから取り出して封を切、き、切れない。止まって切るつもりはないので時々チラッと目線を手元に移しながら最後は歯で食いちぎってなんとか開封し補給した。

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10kmのスプリットは41'09"、ペースチャートの目標は42'25"なのでさらに貯金を増やしてしまった。

 

〜15km

10kmを過ぎると15kmまでは目標ペースが4'10"から4'05"に上がる。意識して少しペースを上げて淡々と走る。ここは走りやすい区間だったかもしれないが、正直あまり記憶に残っていない。

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続く15kmから中間地点までがちょっと厳しい区間であることは認識していた。