(前回:28km〜ゴール【北野マラソン レポート - 5】 - バーチャルマラソンランナーの走行記 お供はGarmin(「東京ハーフマラソン」改題))
ゴール後、1、2分その場にへたり込む。
この出し切った感覚が好きだ。
ちょっと息を整えてから立ち上がり、歩いて家に戻る。ゴール地点からは100m程度だ。
門扉の前には、使わなかったエイドステーションが設置されている。
補給がこれで足りていたのかは、また後日じっくり検証しよう。
玄関を入ると、上のお子様がダダダッと慌てて階段を上がって行くのが見える。
リビングに入ると、店の経理業務をしている奥様の横で下のお子様が遊んでいる。
時間は6:20頃か、皆、既に起きている。
奥様に完走出来たこととタイムを報告していると、先程、2階に駆け上がっていった上のお子様が降りて来た。
「パパおめでとう」とメダルをくれる。
下のお子様も思い出して、慌てて自分のプレゼントをくれる。
そう、今日は父の日なのだ。
保育園に通う二人は、父の日、母の日に合わせてプレゼントを製作する。
金曜日に園から持って帰ってきているのだが、パパにばれないように隠している。
しかし、偶然にも、製作物が金メダルだったとは!
奥様が、「表彰台でパパにメダル掛けてあげて、チューしてあげたら?」と言うと、
「ヤダー!」
「ヤダー!」(ちょっと遅れて姉のマネをする妹)
となったので、そのカットはありません。
仕方なく、自分で首に掛けて、写真を撮ろうとすると、
「ダメー!そんな汗びっしょりのシャツの上にかけちゃ」
はいはい。
ということで、シャワーを浴びて着替えた。
前回の「東京ハーフマラソン」の時のように、メダルを掛けて表彰台で記念写真を撮ろうと思ったが、後の予定が詰まっているので、後回しで朝食にする。
朝食は、もちろん、スポンサーの「にじぱん Bread Factory」さんのパンだ。
今日はホットドッグとタルティーヌ。
ボリュームあるな。
そして、食後のコーヒーは、これまたスポンサーの「Day Drip Coffee」さんのコーヒー。
今日はモカシダモ。少し酸味が強めなコーヒー。
さて、ゆっくりしていられない。
今日は上のお子様が、水泳教室の体験に行くのだ。
隣の市の市民プールを使って、個人あるいは少人数のグループレッスンをやってくれる教室があり、そこに体験入学。
元々保育園の友達がレッスンを受けていて、そこに加えてもらう。
今日は下のお子様もやる気満々。といっても、まだ3歳なので水遊びだ。
これには奥様が付き添うことになったので、私はドライバー&見学ということになった。
見学席から見ていると、楽しそうにレッスンを受けており、「あれ?そんなに出来るんだ」という頑張りも見せてくれた。
やはり、親が教えようとしても甘えがあってなかなか思うようには行かないが、先生にお願いしたり、ライバルがいることで上達するのかもしれない。
帰って、昼食までの間、今度は近所の友達と遊ぶ。
近所の友達は、自分の自転車の補助輪を外したところで、少し練習を手伝ってあげた。
そこに、買い物に行っている奥様から「ビールは何が良いか?」とメッセージが届く。
完走のご褒美か?
さらに、自転車練習を手伝ってあげた子のお母さんから実家秋田の地ビールも戴いた。
午後は「千と千尋が観たい」という子供達のリクエストに応え、昼を食べ終わったらすぐにDVDを借りてきた。
これを観せてる間は休める。
夕食の時間が来た。
今日は私のリクエストで手巻き寿司。実際は、魚が良いと言ったら、「手巻き寿司は?」という奥様の提案に乗ったのだが。
先ずは、プレミアムモルツ。
続いて秋田の地ビール。
ラベルのナマハゲを見て、お子様が怖いと大騒ぎ。おまけに黒ビールだったので、黒嫌だと食卓から離れる始末。
仕方なく、隠すように飲む。
食事が終わって、やっと表彰式。
恒例の表彰台に上がって記念撮影。
副賞の「レザーウォッシュ」。
家庭で革製品がジャブジャブ洗えてしまうという洗剤だが、実はこのスプレータイプはまだ発売前。
ラベルもまだ出来ていないので、もわざわざPC&プリンタで作ったのを貼って持ってきてくれたのだ。
実際に汚れを落としのレポートは、また、改めてやってみようと思います。
そして、これはお子様経由で奥様がくれたガーリックラスク。ビールのおつまみに最適…だが、今日はもう飲んじゃったので、次の機会まで冷凍しておく。
そして、今回はなんと!
フィニッシャーTシャツだ!
もちろん、「北野マラソン」のフィニッシャーTシャツだ。
そう、世界に1枚の限定品。
練習に使います。
どこかで、このTシャツ着て走ってるおじさんを見かけたら、それが私です。
この変なマラソンを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
それにしても、金メダルはもらえるは、ビールや寿司が振舞われるやで、偶然(計算してません。本当にたまたま)父の日で良かった。
ということで、「北野マラソン2016」も父の日に開催しよう。
ここまで、6回に渡ってお届けしてきた「北野マラソン レポート」は次回の総括で終了します。