<前回>
最後の折り返し〜ゴール【さいたま国際マラソン レポート5】 - バーチャルマラソンランナーの走行記 お供はGarmin(「東京ハーフマラソン」改題)
ゴール後、スポーツドリンクを受け取って、オールスポーツの写真を撮ってもらい、アリーナの中に入って行く。
自分もそうなのだが、周りの参加者の方も俯きながらゆっくりと歩く。まるで、ゾンビ映画のエキストラになったかのようだ。
ゴールしたんだから、もう少し明るい感じで良いんじゃないかと思ったが、かく言う自分もなぜか俯き加減。力を出し切ったということなのだろうか。
アリーナ内に入ると完走メダルとタオルを首に掛けてくれる。(そういえば、今回、完走率が低かったようだが、余ったメダルってどうするんだろう。「はい、残ったからスタッフで欲しい人持っていってね〜」という訳にも行かないだろう。こういうのも作る時、歩留まり=完走率を読んで発注するのだろうか?)
続いて、シューズから計測チップを外すが、これもボランティアの方がやってくれる。確かに、今の足の状態でしゃがんで外すのは結構辛いので助かる。
そういえば、大会前、ナンバー引き換え証等がなかなか届かず、当日の運営がスムースに行くのだろうかと危ぶんだが、当日の大会運営自体は至ってスムースだったし、こうしたホスピタリティも嬉しい。
自分の荷物を置いた座席に戻り、先ずはトイレに行って、顔や腕を洗うことにする。
あれ?そういえば、いつの間にか尿意があったことを忘れていた。
トイレで用を済ませて、顔や手を洗おうと洗面台に向かって、鏡に映った自分の顔を見て驚いた。
何じゃこりゃ?(松田優作風)
顔の左右の額から顎にかけて白くなってる。
塩だ。
しかし、こんなに出るものか?
それだけナトリウムが失われたとううことか、給水はしっかりスポーツドリンクを摂らないとダメだなと再認識。
顔を洗って、手、腕も洗って、席に戻る。
どうせなら、着替え一式を持って来るんだった。更衣室(コンコースの一方の壁面に沿ってパーテーション立てたスペース)はトイレと同じ2Fなので、また、階段を下りて着替えを持って2Fに上がって着替えて下りるという無駄な動きになってしまった。
一応、北野マラソンTシャツに着替えた。
次に貴重品を取りに行く。
Cブロックは、まだあまり戻って来ていないので、並ばずに受け取れた。
席に戻って、残っていたMEDALIST AMINO DIRECTを摂取する。
貴重品として預けていたスマホの電源を入れると、奥様からメッセージが届いていた。
応援ナビとランナーズアップデートのURLとゼッケンナンバーを伝えておいたので、確認してくれていたようだ。
返信してから、自分もランナーズアップデートでタイムを確認し、キャプチャと自分のGARMINの画面を撮影したものと合わせてブログに速報を投稿。さらに、それをFacebookにもシェア。
スポーツドリンクを飲んで、荷物をまとめて、しばらく、席で休んだ。
昼食を食べて帰りたいが、さいたま新都心駅付近はランナーで混みそうなので、帰りのどこかで途中下車して食べることにした。
東北本線で赤羽まで行き、そこで埼京線に乗り換える。埼京線で新宿まで行く予定だったが、車内で気分が悪くなり、池袋で途中下車。
ホームのベンチに座って、残っていたshotzを補給。
おそらく血糖値が下がって気分が悪くなったのだ。補給が足りていなかったようだ。
しばらく休むとなんとか復活した。
家に帰ると、お子様たちが玄関に走ってきて、メダルをくれた。
そして、バーチャルマラソンで使ってる表彰台も用意してくれていた。
ありがとう。
本当は終わったら、帰りにスパークリングワインでも買って飲もうと思っていたが、そんな気も起こらず、この日は夕食後、寝たのだった。
翌日、風呂に入った時にレース終盤で豆ができたように痛くなった足の裏を見てみると、拇指球のところが縦長に赤くなっていた。
あと、レース後に鏡を見て驚いた顔の塩だが、後日、ひょっとすると塩ではなく、20km手前でMEDALISTの顆粒を飲もうとして失敗した時に、顔に付いてしまったものではないかという説が浮上してきた。
塩か?アミノ酸か?あるいは双方か? 答えはもう分からない。
次回、総括でさいたま国際マラソン レポートは終了予定。