東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

折り返し〜ゴール【板橋Cityマラソン レポート4】

(前回:5km〜折り返し【板橋Cityマラソン レポート3】 - 50/50(「バーチャルマラソンランナーの走行記」改題)

 

折り返し前が少し向かい風だったような感じでしたので、折り返し後は少し追い風のようです。

しばらくはペースもそのままキロ4前後で走りましたが、23kmを超えると徐々に苦しくなり、ペースを落としました。

頭の中で残り20kmとして、予定のキロ4:05より10秒遅い4:15で走ったとしても10秒×20kmで200秒=3分20秒遅くなるだけ、前半の貯金でなんとかなると計算しました。

 

25kmスプリット1:40:03、1km毎のラップ3:59/3:59/4:03/4:09/4:08、貯金約4分15秒。

 

苦しくなってなぜか頭の中で1〜100までを繰り返し数え始めました。

どうせならこういう時は歌でも歌えば(もちろん声には出さず)良いのでしょうが…。

 

30kmスプリット2:01:11、1km毎のラップ4:11/4:13/4:17/4:17/4:09、貯金約3分30秒。

 

30km通過時点でオフィシャルタイマーを見て、ちょっと焦りました。

自分は5km毎のタイマーが近ずくと自分の腕に付けたペースチャートで、予定の通過タイムを確認してそれとオフィシャルタイムを比較して走っています。

30kmが近づいたので自分のペースチャートで通過目標タイムを確認すると、2:04:45でした。

そして、30kmのオフィシャルタイムは「2:04:xx」となっていました。

「え!もう貯金がない?」

と焦って自分のGARMINを見ると「2:01:xx」です。

あれ?ひょっとして30km地点のタイマーおかしくないだろうか?いくら何でも計算上ここで貯金を使い果たしている訳はない。

今、ランナーズアップデートと応援ナビで確認しても30kmのスプリットは2:01:38です。やはりタイマーが狂っていたのでしょうか?それとも、単に自分の見間違いだったのでしょうか?

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30kmを超えてさらに苦しくなります。

そう、まさに30kmの壁です。

エネルギー枯渇なのか、やはり追い風とはいえ前半のオーバーペースが行けなかったのか、まあ、その両方でしょう。

エネルギーは手に付けたソフトフラスクでとってはいたものの、補給計画が曖昧でなんとなくのタイミングで補給をしていました。<<反省ポイント5

さいたま国際の時はほぼ計画通りのタイミングで計画通りのものを補給してのに。

 

31kmラップ4:15 まだ、貯金でいける。

32kmラップ4:30 どうやら当初の目標は無理だ。せめてPBはいけるか?

33kmラップ4:51 いや、もうサブ3も無理だ。

 

そして、右足の付け根(後ろ側)が痛くなり、足が上がらなくなってきました。

もちろん、その部分に身体的なダメージがあったことは確かですが、やはりこうして振り返るとしがみつく目標を失った「もうダメだ」という精神状態もかなり影響して足が上がらなくなったのだと思います。

 

34kmラップ6:47 35kmラップ8:18、スプリット2:29:51、貯金は約マイナス4分30秒。

 

ここから先は8分台、9分台、10分台のラップ、リアルタイムのGARMINのペースではキロ12分台という状態もありました。

36km地点を超えた時に少し足が動くようになり、ペースを上げた瞬間、左足が攣りました。幸い、すぐに治って再発はしませんでしたが、ここからはいつゴールにたどり着けるんだろうと考えながら進みました。

 

そんな状態の時、沿道で「頑張れ139番!」と声を掛けてくれた少年がいました。

「ありがとう」と返しましたが、ここで「よーし!」と奮起して走り出すことも出来ませんでした。

 

40kmスプリット3:15:26。あと2km強です。ここからキロ5分30秒で走ってもサブ3.5です。ところが、今の状態ではそれすら出来ません。

 

42kmを超え、ゴールが見えたところで時計をみるとなんとかギリギリ3:40は切れそうです。

最後は力を振り絞って、できる限りペースを上げてゴール。

なんとか、3:39:39でフィニッシュしました。

 

ゴール後に大会名物のシャーベットをいただきました。

レモン、アップル、オレンジがあったかと思います。自分はアップルを選びました。それと暖かい飲み物として、緑茶、紅茶(レモンティorアップルティ)、レモネードも用意されており、アップルティをいただきました。今改めて書くと両方アップルを選んでました。

子供達の世話と家事を妻に任せて出てきている上、予定より相当遅れた為、急いで着替えて帰路に着きました。

 


 

一昨々日の火曜日(レース2日後)、朝の出勤時に横断歩道を渡っている時にふと右足の土踏まず後方というかかかとの始まり位のところにほんの僅かな痛みを感じました。

「来たか?」

そして、木曜日の朝には、

「ああ、多分、足底筋膜炎だなこれは」と確信しました。さらに、レース終盤で痛くなった右足付け根も少し痛みます(これはレース後にあった筋肉痛が消えたからより認識するようになったのかも)。

でも、今シーズンのレースが終わったというのもありますが、治してまた走ることが出来るだろうという自信もあるので慌てません。

 

このブログを始めてから過去に走った2回のフルマラソン(第一回北野マラソン、第一回さいたま国際マラソン)の後も、やはりレース直後ではなく、少し経ってから痛みが出てきました。

marathon.hatenablog.jp

ということで、少し休みながらケアをしてからランニング再開しようと思います。

その間に、来シーズンの計画などを立てようと思います。

 

次回、総括のレポート5で終わります。

 


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