東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

レース総括【板橋Cityマラソン レポート5】

(前回:折り返し〜ゴール【板橋Cityマラソン レポート4】 - 50/50(「バーチャルマラソンランナーの走行記」改題)

 

無事ゴールはしたものの、今回は明らかに失敗レースでした。

総括することで、必ずここで得た教訓を次に生かすようにしたいと思います。

まず、レポート1〜5で、都度、<<反省ポイントをマーキングしておいたのでそれをこの総括で振り返って繰り返さないようにしたいと思います。

 

反省ポイント1:睡眠不足

朝、十分余裕を持って起きるのは良いが、睡眠も大事。起床が早いなら早く寝ること。また、今回は余裕を持ち過ぎた。ギリギリの設定では何かあった時(電車遅延や忘れ物に気付いて戻ったりコンビニで購入したり)に焦ってしまうので、早目に着く設定は良いがやり過ぎない

 

反省ポイント2:自己申告タイムの盛り過ぎ

今回、グロスのロスタイムを減らしたく、自己申告の予想タイムを実力よりかなり盛ってしまった。これは、前回のさいたま国際の時に控えめ過ぎる申告でかなりスタートのロスタイムを作ってしまった為にやってしまった。スタートブロックは良いところになったし、背伸びしたブロックの中でも自分のペースで走ったつもり(オーバーペースは別の理由)、置いていかれたり、後ろから抜かれるのも気にしなかったが、そもそもいけないことなので、これはやめる

 

反省ポイント3:ポジティブスプリット覚悟の前半ペース

前半追い風が分かったので、心拍数がさいたま国際の平均心拍数を超えない限りはペースを上げて貯金を作ろうとしてしまった。

一つの作戦ではあったが、結果が後半で潰れるというものだったのでやめる。やはり、ネガティブスプリットを守るべきだ。

そもそも、今回、風を意識し過ぎてしまったかも知れません。さいたま国際の時はアップダウンはあったものの小さなものが多数だったので、それは予定の(フラット想定の)タイムの中で吸収することにしたのだった。

 

反省ポイント4:自分で変更した作戦の無視

反省ポイント3で書いた追い風考慮のペース変更は結果としては失敗だったものの、考えてやったことだった。しかし、そこで設定した条件である心拍数の上限を超えてもペースダウンしなかったのでは、全く意味がない。レース中臨機応変に状況に対応するのは必要だが、ここでペースダウンしなかったのには正当な理由がない。何かそうした方が良いだろうという理由があってペースを維持したのなら良いのだが、それがない。

ひょっとしたら、今、冷静に考えると今回の最大の失敗は反省ポイント3ではなく、ここかも知れない。自分で決めたことは正当な(だと思える)理由がない限り必ず守る

 

反省ポインント5:曖昧な補給計画

どこで何を摂取するか、今回は事前に計画を立てていなかった。さいたま国際の時にはちゃんとこれを決めて、ほぼその通りに摂取していた。必要な量は持ってはいたものの、摂取タイミングはいい加減なものだった。30kmで潰れたことを考えると、特に前半に十分な補給が出来ていなかった可能性が高い。非常に大事なポイントである補給計画は余裕を持ってペースチャートとともに考える

 

以上が、レースレポート内にマーキングしてきた反省ポイントだが、実はもう一つ重要な反省点があります。

 

反省ポイント0:不適切な目標設定

今回、さいたま国際の時に比べると走り込みが出来ていなかった。それなのに、希望的な目標設定をし、それを変更しないままに走ってしまった。

実は前日にGARMINのデータを確認している時に気付いたのだが、レースに出る時点でのVO2Maxは58、さいたま国の時は63だったのだ。走るのはいつも同じ自分ではない。作戦変更で設定した前半の心拍上限173bpmもこれを考えると無理だったのかも知れない。

もちろん、目標設定をその時の自分に合わせる必要はないが、当たり前だが目標設定にあう自分にしなくては無理ということだ。しかし、直前に状態を考えてあまりにもかけ離れていれば別の目標設定に変えることも考えても良い。今回であればPBあるいはサブ3に目標設定を変更していても良かったかも知れない。

 

ということで、随分と勉強になったレースでした。

必ずや、これを教訓として来シーズンのレースに挑みたいと思います。

さて、どのレースに出ようか。

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