今日のメニュー:休養→Jog1km+レースペース8km
今日は本来休養ですが、先週日曜日に走れなかったレースペース2km×5本と今週火曜日のJog40分の代わりとして、1kmのJogを走り2km〜9kmまでをレースペースで走りました。2km毎のインターバルは設けない代わりに1本分減らしました。
走る前はレースペースといっても8kmなんだからもっと楽だろうと思っていましたが、レースペースに切り替えた2km〜4kmは結構苦しく、こんなんで週末に20kmなんて走れるのか怪しくなってきました。
一方、先週の31km持久走が評価されたのかVO2Maxは1つ上がって62になりました。
63が自分の最高値なので、今週から来週に掛けての実践練習期になんとかあと一つ上げて63に持って行ければ良いなと思っています。
GARMIN ForeAthlete 630Jで取り入れられる(Fenix3Jでは既にある機能のようですが)乳酸閾値ですが、GARMIN Connect Mobileでパフォーマンス統計というところを見ると、ちゃんと表示出来るようになっています。
が、選択してみると、
予想通りですが。
GARMINのデータは記録されたタイムやGPSデータ、心拍計から取れるデータをそのまま送ってクラウド側で計算するのではなく、デバイス側で数値計算をしたものを送っているんですね(デバイスにも数値を表示するんだから当たり前か)。
早く920XTJでも乳酸閾値が表示出来るようにソフトウェアアップデートしないかな?
昔はAT値を使っていたと思うけど、どんな違いがあるんだろう?
ということで、ちょっと調べてみました。
ATはAnanerobic Threshold の略で「無酸素性作業閾値」、ランニングでいえば徐々にスピードを上げて行って有酸素運動(Aerobic)から有酸素運動(Ananerobic)に変わるポイント。逆にすると、スピードを出して走り続けて、もうダメだとスピードを維持出来なくなって有酸素運動に切り替えたポイント。
正確には全ての筋肉の収縮(即ち運動)が単一のエネルギーシステムを使っている訳ではないので、有酸素メインから無酸素メインに変わる辺りという理解で良いかと思います。
では、ATは無酸素性作業閾値ということで「値」になっていますが、実はATの単位はないようです。
AT自体は概念であり、実際の計測、算出方法によってその値は変わります。
その主な計測方法には次の4つがあるようです。
乳酸性作業閾値(LT:Lactate Threshold)
換気性作業閾値(VT:Ventilation Threshold)
心拍性作業閾値(HRT:Harteate Threshold)
血中乳酸蓄積開始点(OBLA:Onset of Blood Lactate Accumulation)
乳酸性作業閾値と血中乳酸蓄積開始点は実際に血液を採取して乳酸値を測定、換気性作業閾値は呼気を測定することで求めますので、計測には設備と技術、資格が必要となります。
一方、心拍性作業閾値に関しては心拍が測定出来れば算出が可能なので、心拍計付きのスポーツウォッチさえあれば計測可能ということになります。
逆にいえば、GARMINで計測可能なのは、乳酸閾値ではなく、心拍性作業閾値なのだと推測出来ます。この心拍性作業閾値を乳酸性作業閾値との相関関係で数式化し算出したものを乳酸閾値としているというところでしょう。そもそも今GARMINで表示しているVO2Maxだって、心拍データ他を参考に算出した予測値です。
まとめると、
・AT値は概念で、その計測手段の一つによる結果が乳酸(性作業)閾値
になります。
乳酸閾値が分かることで、AT値を元にしたトレーニングの負荷のかけ具合をより正確に出来るようになるということですね。
以上、下記のサイトを参考にさせていただきました。
http://www.runner.ne.jp/faq4.htm