16km地点のGARMINのラップアラームでラップを確認すると、3:49。
今、坂を上がってきたのにこのペースまで戻せた(14kmは4:01、15kmは3:53)ので、まだまだ粘れるという気がしてきました。
17kmを超えて右に曲がるとおぼろげに覚えているコースマップではゴールの方に近づいて行きます。道はどうあれ、スタートからずっとゴールに近づいているのですが、方向としてゴール地点に向かっているのは気持ちが少し楽になります。
そして、18km地点まで来ました。ここまで来れば残り3km、いつもの自宅周辺のコースを頭に描きながらゴールを目指します。
立沢という交差点を左折して2つ目の折返し地点に向かいます。ここから折返し地点までは緩やかな下り坂、つまり帰りは上り坂です。すでに反対側からは前を行くランナーが続々と上って来ます。
上りで少しペースが落ちるはずなので、下りは坂の力も利用して出来るだけ楽にスピードを上げようと走りました。自分は上り下りを走る時はいつも岩本能史さんの「峠走」の走り方を意識して走っています。平地でももちろんそうですが、特に下りは足でブレーキをかけないように。
この折返しでも、自分の部門内順位を確認しようとしましたが、既に前の方のランナーはすれ違い区間を過ぎてしまっていたので諦めました。
といっても、最初に確認した折返しからおそらく同年代の方を抜いても抜かれてもいないので、状況は変わっていないはずです。
折返しを回ってしばらく行くと20km、あと1km強でゴールです。そして、立沢の交差点を左折すると500〜600mの直線でゴールです。最後の100m位はダッシュをしたいと思いましたが、ちょっとスピードを上げる位しか出来ませんでした。
ゴールラインを踏んでGARMINのストップボタンを押します。
1:22:32
自分が作ったペースチャートとは全く違うタイムですが、最初にこの大会に出る時に目指したのは6位までの入賞です。
タイム的にはどれ位だったら入賞出来そうだったんだっけ?
一度、自分の練習不足からほぼ諦めて、ペースチャートも現実を見つめた設定にしてしまったので、すっかり忘れてしまいました。
過去の自分のブログを調べてみると、去年の記録を見て50代の6位が1:27:44で、その時点での自分のハーフのベストが1:24:03(@板橋Cityの前半)なので入賞狙えると思ったんですね。
一応、ハーフの自己ベストは更新しましたが、順位はどうなったか分かりません。
ゴール後、ちょっとの間道端に座って呼吸を整えてから、計測チップの回収、完走記念品?の受取りに続いていよいよ記録証の出力になりました。
ナンバーカードを見せながら、確認の為に問われた名前を答えプリントアウトを待ちます。
手渡された記録証には、
記録:1時間22分34秒
種目順位:4位
とありました。
やったー!入賞だ。
レース前に一旦は諦めかけましたが、直前に「撃沈上等!」で行こうという気になって正解でした。
先に引用した自分のブログによると、昨年の50代の1位のタイムは1:23:22でした。去年の優勝タイムより早くゴールは出来たようです(ただし、一昨年は確か1時間20分切ってました)。
17km〜ゴールまでのラップは、
3:56.6/4:01.4/3:51.6/3:55.0/3:58.1/0:45.6
でした。
預けた荷物をピックアップして、冷えないうちに上着を着て、会社のメンバーを迎えようとゴール地点に向かいました。
ゴール地点は結構人が多く、なかなか良い位置が無いなと思っている時に、一人ゴールした会社のメンバーを見つけました。1時間40分切りでのゴールだったようです。
この後、表彰式もあったのでゴール地点での応援(応援ならもっと手前でしたいですが)は諦めて、先ほどゴールしたメンバーに入賞したことを話しiPhoneを渡して表彰式の撮影をお願いしました。
iPhoneを渡すと、まずここで撮りましょうよと記録証と一緒にパチリ。
そして、後で見たiPhoneには表彰式の写真がこれでもかと写っていました(笑…いや、ありがとうございます)。
しかし、今思うに折角、「東京ハーフマラソン」Tシャツ着て走ったのに、1枚も写真が無かったのが残念です。表彰式は一旦脱いで上から着れば良かったです。
表彰式は、各部門ごとに1位から順番に賞状、賞品が渡されます。
賞状に続いて、おそらく盾と思われる箱、その後にお菓子のような箱、さらに袋に入った何かが渡されて行きます。それを見ていて、自分の番になった時、賞状を読み上げられ、箱を渡された後、ちょっと次に渡してくれるものを待ってしまいました。
が、先ほどまでの商品は3位まで、4位以下は賞状とお菓子のみでした。恥ずかしい。
でも、おそらく記録の刻まれた盾は欲しかったなあ。そうですよね、3位まで。残念。
表彰式が終わって無料配布の焼きそばを急いで食べて、会社メンバーでの打ち上げ会場にである最初の集合場所に急ぎました。
既に着いた人から始めるという形で打ち上げは始まっていました。
5kmコースを走った方(大阪支社からの参加も!)が買い出しで買ってきてくださった飲み物、食べ物で和やかに開かれました。ただ、自分は帰宅後車を運転する可能性もあったので、お茶での祝杯でした。実はゴール後確認したメールで、次女が風邪を気味で予定していた外出(これを車で迎えに行く予定だった)は諦めたので、ゆっくりして来て良いよと妻からメッセージが入っていましたが、「それなら飲もう!」という気にもなれず、打ち上げも途中で失礼して帰途につきました。
レースレポート本編はこれにて終了しますが、次回、一応、総括だけしておきます。
初のリアルハーフマラソンということで自分のためにも纏めておこうと思います。