結んでいた計測チップを外してもらった。
普通ならゴール直後のこの時間は達成感に包まれているはずだが、流石に今回は違う。
そのまま順路に沿って歩き、記録証を出力してもらう。
3:42:18。
しばらくはこの記録が自分の最新マラソン記録になる。
ロッカーから荷物を出して、更衣室で着替えを済ませてからはてブロの陣地に向かう。
びあーさん(id:beer_beer)を見つけて結果を聞くと、目標の3:20以内でPBは達成されていて、「できれば」という3:15にもあとたった33秒。
furuhonyaさん(id:furuhonya)も3:20切り、しろくまさん(id:shirokuma- papa)もサブ3.5とそれぞれPBで目標達成され、PBラッシュのつくばとなった。
乾杯!
この乾杯のためにノンアルビールを持参した。
出店で買ったうどんを食べながらノンアルビールを飲んで、次の予定があったので早々に失礼した。
レースの展開に関しては、頭から突っ込んでしまったことが敗因であることは十分理解してはいるが、例え、多少ペースを抑えて行ったとしても結果に大差は無かったと思う。今回だけは、この判断で良かったと思う。
最初からもっと安全圏内のペース設定で仮にサブ3.5を目指したとしても、30km以降が未知数だった今の状態では達成出来たか分からない。いや、仮に達成出来たとしても突っ込んで失敗したよりも満足感が得られたとは思えない。
だから、これで良いのだ。悔いはない。
そう思えた。いや、思うことにしたのかもしれない。
結局、マラソンの42.195kmのスタートラインは最終コーナーを回ったくらい。本当のスタートラインはもっと前に引かれているのだ。
つくばマラソンのコースはフラットで走りやすく、適度な気温になりやすい開催時期、ウェーブスタートの採用などランナーがPBを狙うにはうってつけの大会の一つであることは間違いない。
また、いつかこのつくばに落し物を拾いに来たいと思う。