東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

【第39回つくばマラソンレースレポート 承】

知の上で無理な目標に突っ込んで行った2年前のつくばと今回では、気持ちの余裕が随分違った。特に今回は先月の水戸黄門漫遊マラソンで結果を出していたので、リラックスして挑めたのが大きい。かといって、どうでも良いという気持ちではなく、ちゃんと今回の目標を持ってスタートラインに立った。

目標は水戸黄門漫遊マラソンのタイムが2:54:18(ネット2:54:11)だったので、2:54切りのエイジシュートだ(これを書いている現在54歳)。エイジシュートは元々ゴルフの用語で自分の年齢以下の打数で18ホールをラウンドすることのようだ。これはプロでも達成した人が少ない非常に難易度が高いものらしい。一方マラソンのそれは2時間+年齢以内のフルマラソンゴールなので市民ランナーの一つの目標という感じだ。年齢を重ねて行くとどうしても記録は落ちてくるだろう。自分の出した結果に対して年齢を言い訳にはしたくないが、突っ張ってみても限界はある(僕が限界まで頑張れている訳ではないが)。某漫画家さんの本によれば、(スタートが年歳からかは分からないが)一つ歳をとる毎にフルのタイムは1分半落ちるという説があるようだ。常にPB更新というのも現実的では無くなってくるだろう。ただ、単純に毎年目標タイムを1分半づつ下げて行くというのはちょっと寂しいし、42kmを走るモチベーションになり得るのか疑問だった。ところが、件の漫画家さんの本には「エイジシュート」というものが目標として書かれていた。僕はこの本で初めて知った言葉、概念だった(ついでにいうとゴルフのそれも知らなかった)。これは僕にとっては中々魅力的な考えだった。年齢と共に下がるタイム1分半に対して、それを1分に留めるのだから30秒は普段以上の努力の成果と考えることが出来る。目標としても分かりやすい。

 

スタート〜5km

さて、前置きが長くなったが、レースの方はスタートしたところだ。

隣にいたooiさんはスッと前に行かれ、間もなく見えなくなった。混雑しているうちはとにかく転倒と接触で骨折した左手の親指の骨がずれないように注意することが最重要だった僕はあまり人の隙間をすり抜けるような動きは避けていたので、ooiさんに付いて行くことは出来なかった。とはいえ、ヴェイパー守るくんネクストを装着しているので、余程のことがない限り大丈夫だという安心感はあった。

今回はBブロックスタートだったので目標タイムはネットでも達成とするつもりだが、一応グロスが分かるように号砲と同時にGARMINのスタートボタンを押していた。スタートラインを越える時にタイム差を確認しようとGARMINを見ると…見えない。

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Photo by まっさんスポーツ

包帯を濡らさないように左手をヴェイパー守るくんネクストの上からビニール袋で覆っていたのだが、GARMINも合わせて覆ってしまったので画面が良く見えなかったのだ。

その時点で直ぐにそうすれば良かったのだが、しばらくしてからGARMINをビニールの覆いから出したのでグロスとネットのタイム差は分からない状態で走った。後で記録証を確認すると1分13秒だった。

しかし、今回Bスタートで分かったがこのグロスとネットの差よりも前に行こうとしてもなかなか進めないことの方がタイムに与える影響は大きい。思ったように進めない区間が長く、上げたくても上げられないペースに苦しんだ。5kmの通過タイムは22:39となった。

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5km〜15km

9kmの給水ポイント手前で最初の補給食MEDALIST AMINO DIRECTを摂取する予定だった。今回片手で後ろポケットから取り出して袋を千切って(ここは歯も使う)口に入れなくてはならない。これがなかなか上手く行かなかった。結局給水ポイントに着くまでにポケットから取り出すことは出来ず、ここはパスして次の給水ポイントでとることにした。

11km地点の給水ポイントでは、一旦止まってポケットから出し口に入れるまでは立ち止まったままでやってみた。結局ここで30秒ほどのロスをした。補給を終えてからは少しペースアップして遅れを取り戻そうとした。

GARMINの記録では(スタートラインより後方から計測していて、かつ蛇行もしているので)11〜12kmのペースは3:59/km、12〜13kmが4:31(この間で立ち止まって補給)、13〜14kmが3:53/kmとなっている。14〜15kmは少しペースが落ちた。

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15〜21km

15km過ぎからはまたペースアップし3:57、4:01、4:00、4:00、4:03、4:07とペースを刻んだ。

ハーフのタイムは1:28:36。

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自分のペースチャートでは、ここからペースアップして行くことになっている。

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21km〜27km

ハーフから25kmまでは予定ではキロ4以内で走るという設定で、全区画の中で一番早いペース設定にしていた。ここを無事予定内のペースで走り、そこから30kmまでは4:05まで落として良い区間だが27kmまでは引き続きキロ4以内のペースで走ることが出来た。

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