東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

東 京 T (下)

東 京 T (上)

 

次はこれ。

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1988年のアイアンマン・コナの完走Tシャツだ。

トライアスロンをされている方や興味がある方はご存知だと思うが、ハワイ島コナで行われるIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPトライアスロンの世界では最もメジャーなレースだ。これに出場する為には世界各地で行われるクオリファイレースで出場権を勝ち取らなくてはならない。もちろん、距離だけでいえばアイアンマン(Swim3.8km、Bike 180km、Run42.195km)の倍とか10倍とかいうものもある(あった?)と思うが、元祖ということも含めてトライアスロン界でのポジションは不動だろう。*1

さて、僕がクオリファイレースでその出場権を勝ち取ってハワイのアイアンマンに出場したのかというとそうではない。名称は忘れてしまったが、当時はIRONMAN CLUBのような有料の会員組織があって、それに加盟していると抽選でIRONMAN KONAの出場権が与えられるというシステムがあったのだ。ちょうど東京マラソンのONE TOKYOプレミアム会員のようなものだ。僕はこれにこの年だけ加盟してみて、なんと一発で当選して出場権を得たのだ。確か25周年大会だったので当選枠も拡大されたのだったと思う。*2

当選したので慌ててロングのトレーニングを始めた。実はそれまでアイアンマンはおろか、ロングの大会にも出場したことがなかったのだ。いや、それどころか、フルマラソンですら走ったことがなかった。結果、僕にとっての初フルマラソンはハワイのアイアンマンの1パートということになった。

そんな付け焼き刃的な練習状況で参戦したのだが、タイムは別としてなんとか制限時間内に完走することは出来たので、このTシャツが手に入ったという次第。大事にしまってあったのだが、先日、随分と多くの未着用(というか未開封)の大会フィニシャーTシャツを処分した時にこういうのはもったいがらずにどんどん着ないと意味がないなと思った。その一方でTシャツに限らず参加賞や完走記念品は要不要をエントリー時に選択出来るようにした方が良いとも思った。不要を選択した場合はいくらかでもエントリー費が安くなると尚良い(お金の問題というより差がないと「もらっておこう」ってなりがちだと思うので)。

このレースでは完走Tシャツとは別に何枚かのTシャツやトレーナーなどを大会のオフィシャルショップで購入した。ショップ内には<Finishers Only>のエリアが区切られており、そのエリアに置いてあるFinisherものは購入時にレジでレースのIDタグを見せてFinisherであることを示す必要があった。

下に載せた2枚はFinisherと入っていないので誰でも買えたものだが、よく着たシャツだ。特に下のコーラルグリーンのものはハワイっぽい柄で気に入っている。

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トライアスロン絡みでもう1枚。

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これはサーファーズ・パラダイス・インターナショナル・トライアスロンという大会のものだ。

この大会は元はワールド・カップトライアスロンという名称で毎年5月の上旬(日本のゴールデン・ウィーク)にオーストラリアのゴールド・コーストで開催していた。このレースはTBS(途中からテレビ東京に変わった)系列で日曜昼の特番枠で放送もしていた。僕はその第2回から第4回くらいまで当時勤めていた広告代理店の仕事として携わっていた(仕事は随行する大会スポンサーのアテンドがメイン、旅行会社の添乗員みたいなものだ)。この仕事でトライアスロンいう競技に出会い、自分でもやってみようと日本のショート・ディスタンスの大会にエントリーしたのが始まりでその末に運良くハワイのアイアンマンに出場できたという訳だから、良い仕事に出会えたと思っている。

 

次は捨てられないで取ってある1枚。

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大学時代のテニスサークルの同期メンバーで作ったTシャツだ。

表は無地。

裏にプリントされているのは、サークルの名称と同学年のメンバーの名前。

「わかもの」(Tシャツではアルファベット表記だが、正式名称は平仮名)というテニスサークルには似つかわしくない名称だが、その大学で最古のテニスサークルということだった。といっても、その時代のサークルがみんなそんな名称かというとそうでもなさそうだったが。

来年サークル創立60周年のようだが、まだ存続しているし、同期のOBOGの有志は結構頻繁に(月に2回くらい?)集まってテニスを楽しんでいる。僕は今年の1月の新年会に7年ぶりくらいに参加したが、テニスは出来ていない。参加する機会ができたらこいつを着て行こうと思っている。

 

最後はやっぱりこれになる。

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はてブロTシャツ。

はてなブログでランニングのブログを書かれているびあーさん(id:beer_beer)が発案され、ご自分でプロトタイプを作って、ブログで皆に作りませんか?と呼びかけられたのが始まりだ。僕もそれを見てパソコンのデザインツールを持っていたので入稿データを作ったりしてお手伝いした。

 

これまで数回頒布をしているが、初回はチームとして出場したリレーマラソンにギリギリ間に合うスケジュールで作ったのだった。

僕が持っているのはこの3色のTシャツと黒のノースリーブ。今でも毎朝走る時、この3枚のTシャツを着回している。ノースリーブはレースの時しか着ない。

確か2回目の頒布までは、こんなレターも同封して送っていた。

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そのうち、新しい世代の新しいはてブロTシャツが出来ることもあるだろう。その時まだ僕が今のように時々ここでブログを書きながらランニングを続けていたとしたら、1枚買ってみるかもしれない。

 

さて、これでひと通り今持っているTシャツで紹介出来そうなものは出したと思う。

たかがTシャツ1枚でも、結構ストーリーはあるものだ。

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*1:実際はアイアンマン以前にサンディエゴで開催されたレースがあったようだが、アメリカ海軍の軍人たちが宴席で当時ハワイで行われていたワイキキ・ラフ&ウォータースイム、オアフ島1周自転車レース、ホノルル・マラソンのどれが一番タフかという議論の末に、それならまとめてやって決めようということで始まったアイアンマンはその成り立ちと共に伝説の大会となったのではないだろうか。

*2:25周年記念大会だったので、前々日のカーボパーティには前脚注に書いた大会の発端となった軍人さんの一人がゲストで登場した。