今週は78.0km、累計で839.49km。
距離は一番長くてもハーフでしかも1回きりなので、あまり質の良い(今の質は量(時間)だ。ややこしい)練習が出来なかった。
新調したGARMINだが、トレーニング画面にするとメニューをサジェストしてくる。
いきなり、「休息」がおすすめなのだが、「却下」して走る。
次の日も「休息」をおすすめしてくる。
「最適なトレーニング負荷に到達しました」と。
トレーニングが十分でなかったのをGARMINのせいにする訳ではないが、「休息」って何度も言われると「休んだ方が良いかな?」とちょっと思ったりする。それで元々走ろうと思っていた距離や時間を短くしてしまったのも2回ほどあった。
その一方でトレーニングステータスでは「負荷のバランス - 目標を下回っています」と言われる。
さらに詳しくみると「トレーニングの負荷の値が、すべての運動量で基準を下回っています。ワークアウトの時間や頻度を増やしてみてください。」となっている。
確かに最近は無酸素系運動は皆無なので、そこもやらないからVO2Maxも下がってきてしまっているのか?
サジェスト機能はオフにもできるのだが、しばらくはこのままにしておこう。従う訳ではないんだけど。
「1日1話、365人」は、あまんきみこさん、横田英毅さん、加賀田 晃さん、田中文男さん、宮脇 昭さん、田中繁男さん、平澤 興さん。
大工棟梁の田中文男さんのお話。
大工の技術取得法は、大きくは「慣れて身に付ける」「教えてもらって覚える」「習って高める」の3つに分けられるとした上で、
「慣れて身に付ける」「教えてもらって覚える」の二つがある程度身に付くと、年季があけて職人として世の中に出られるんだけど、みんなこの二つで終わってしまうんだよね。ところが、大事なのは三つ目の自分で「習って高める」、つまり死ぬまで勉強だということです。
これを怠るとその職人はやがて使い物にならなくなって食えなくなる。
と書かれている。
続く文章でなるほどと思った。
大工の仕事は日々変わっていく。客層も、材料も、流通も、仕事の内容もどんどん変わっていく。親方に叱られながら必死で覚えたことでも、十年もたつと使えなくなるんだから厳しいよね。
もちろん、これは大工さんに限ったことではなく、仕事、もっと言えば生活全般に当てはまるように思う。
常にアップデートして行かなければならないということだ。