今週は85.21km、累計で1411.16km。
先週日曜日のエア柴又Solo(50kmでリタイア)があったので、距離はそこそこ走ったが、それ以外はハーフを一回走ったのが唯一のまともなランニングだった。
今週からは1回1回をもう少しちゃんと走りたい。
しかしこれから梅雨に入り、しかも長梅雨になりそうな予報だ。
気温は高い予報なので、よほど降り方が酷くなければTシャツ&短パンでシャワーランで良いのだが、状況によってはレインウェアを着て走りたいときもある。そろそろレインウェアを買い替えようかと思い始めた。
いや、「思い始めた」ではないな。なんだかここ数年、ずっとそろそろレインウェアを買い換えようかと思いながら踏み切れずにいる。ざっと過去の記事を「レインウェア」で検索して確認すると、少なくとも2015年から何度も購入を考えていたようだ。
↓2015年4月
↓2015年9月
今使っているのはONYONE(オンヨネ)というブランドのレインウェアで、最初の富士山(といってもまだ一度しか登っていないが)に合わせて買ったものだ。おそらく20年近く使っている。
流石に生地がダメになった所もある。首周りとフードの部分だ。
首周りの方のダメージは防水生地の部分ではないが、フードの方は防水生地の裏地(内側)のようだ。
そろそろ寿命?と思って「ゴアテックス 寿命」で検索してみると、
なんと、ゴアテックスには寿命がない。らしい。
もちろんそれはちゃんと手入れをしてのことではあるが、生地の核であるメンブレン*1は経年劣化はしないらしい(とはいってもダイヤモンドじゃないんだから正確には劣化するはず)。
ちゃんとした手入れとは、こまめに洗濯・乾燥(直射日光は避けて)・熱処理(乾燥機かアイロン、ただし温度には注意)が基本で、それでも撥水性が復活しない時は透湿生地用の防水スプレーをかけるらしい(検索結果の複数サイトの情報。最終的には製品ごとのメーカー説明通りに)。
一方僕の場合は長い間、洗濯をすると防水機能が劣化すると勝手に思い込み、見た目で汚れた時や大量に汗をかいた時しか洗濯していなかった。実は全く逆で本来は見た目で汚れていなくても着る度に洗濯するというのが良いらしい。こちらの記事でメーカーの方もおっしゃている。
そんなこんなで正しいメンテナンスをしてきたとは言えず20年近く経って、見た目でわかる損傷も出来てしまった僕のレインウェアはそろそろ退任してもらっても良いだろう。
梅雨入りまでそう日もないので本気で探そう。
で、先ほどはゴアテックスについて触れたが、ゴアテックスだけが唯一無二の防水・透湿素材ではない。各社、様々な素材のレインウェアを出していて何を基準に選ぶべきか迷うところだ。
そんな中、防水性ではなく透湿性のみについての記事だが、面白いものを見つけた。
書かれたのは2007年?とちょっと古いようだが、各メーカーの出しているカタログ数値に対して記事を書かれた方が独自の実験によって出された実数値を比較している。
この記事は一度公開された後、追加で実験された製品の分も追記されているのだが、
この追加データをみると、
※ページタイトルは上と同じだが、上とは別の記事。
僕の20年使っているレインウェアと同じONYONE(オンヨネ)だ。
さらにその製品名のリンクをクリックすると、
現れた写真は僕と同じモデルの色違いのようだ(僕のは袖の部分も全てマスタードイエロー)。
あれ?このウェアの生地は「ブレステック・アドバンス」になっているぞ。
え!ひょっとして僕のレインウェアはゴアテックスじゃなくてブレステック・アドバンスなのか?
改めてレインウェアを確認すると、どこにも「GORE-TEX」のロゴはない。おそらく、ブレステック・アドバンスなのだろうと思う。上の実験結果ではゴアテックスに劣らない結果を出している素材だ。
なんでこれがゴアテックスだって勘違いしていたんだろう?ロゴもないのに。
上で2つ目に引用した記事(2015年9月)の中でも
一応、ゴアテックスなのだが…。
などと書いていた。
散々ゴアテックスについて書いた末に、ゴアテックスじゃなかったとは。しかも6年以上気づかずに。
まあ、良い。
とにかく梅雨が来る前に。
「1日1話、365人」は、小出義雄さん。そう、あの小出監督の話が載っていたので書いておこう。
「嫉妬しているうちは福は回ってこない」というタイトル。
高橋尚子選手について、
Qちゃんは素直だったし、明るかったし、何より嫉妬しない子でした。本当は嫉妬していたのかもしれないけれど表に出さず、「有森さん、よかったですね」「鈴木さん、よかったですねぇ」と喜んで、「私も頑張ります!」というタイプでした。
と評して、
人間、嫉妬しているうちは本当の福は回ってこない。たとえライバルだとしても、人の喜びを「よかったね」と心から喜んであげて、「私も頑張るわ」と発奮剤にできるような人じゃないと伸びないと思います。
と書かれている。
もちろん僕もPB更新などを知れば喜ぶし、それを「発奮剤」にもしているつもりだが、それがなかなかうまく行かないということは妬みの感情の方が強いのかもしれない。
もっと他人の成功を利用して練習につなげるべきだな。