東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

さあ別大へ!

2週間ほど前に、湘南国際マラソンの開催について書いたが、その時、

「2022年2月20日の大会の開催告知が出ているのだったら、例年2月の第一日曜日に開催している別大はどうなったのだろう?」と気になって確認してみた。

8月頃までは時々公式サイトを確認したりしていたのだが、最近はもう当面マラソン大会はないものと考え、チェックするのもやめてしまっていたのだ。

 

久しぶりに公式サイトを確認すると、

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しっかり、開催が告知されていた。

9月7日に発表になったようだ。

 

参加資格については、今回は特例で4年間の記録となる。もちろん、これはコロナ禍で多くの大会が中止になった為の措置だ。

で、あれば僕も2019年の陸連公認レースの記録を持っているのでエントリーできる。

さらに中止になってしまった「柴又」の為に2021年の陸連登録もしてあった。

 

10月1日からエントリー受付開始だ。

先着ではなく応募者多数の場合は抽選となる*1

 

 

僕はこれまで別大には出たことがない(遠方の大会への参加は難しいので、関東の日帰り圏内しか対象にしていなかった)のだが、去年、出られなくもないかもしれないと考え、2021年の別大への参加を検討していた。

 

そして、レースに出られることを想定して、レースレポまで書き始めていたのだ。

少し長くなるがこのエントリーの最後に、その書き始めたレースレポ(もちろん、大会エントリーにも達していない序章の序くらいで尻切れトンボに終わっている)を転記しておこう。2年越しのレースレポっていうのもアリかもしれないが、一旦はここで区切りを付けておくことにした。

冬場にまた感染拡大の波が来ることを疑わない人がほとんどだと思うが、なんとか開催してくれることを祈るばかりだ。

今月の下旬からは本気で練習を再開したい。

 

ここからは昨年書き始めた長いレースレポ(まだエントリーすら始まっていないが)の引用だ。

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2020/6/25

このレースレポートは、6/25に書き始めた。

しかし、このエントリーを公開するか、否、公開出来るかはまだ全く分からない。レースへのエントリーはもちろん、レースの開催自体が発表されていないのだから。

 

ことの発端は2日前の6/23に遡る。

僕は前日に発売され、即日購入した月刊誌「ランナーズ」をパラパラと読んでいた。購入したのはもちろん、全日本マラソンランキングの掲載号だったからだが、翌日の空いた時間に読んでいたのは本誌に掲載されていた特集「全日本マラソンランキング対象大会大ガイド」だ。

ラソンランナーなら誰しもが知る有名な大会からこれまで名前を聞いたこともない(僕が大して詳しい訳ではないのだが)小さな大会まで86のレースの概要が掲載されている。*2

先程、レースに「詳しい訳ではない」と書いたが、実はこれまで僕は自宅(東京都)から日帰り圏内のレースにしか参加するつもりがなかったので、そこから外れるレースには興味がなかった。いや、正確に言うと興味を持たないように目と耳を塞いできた。出ることが叶わないレースの情報は避けていたのだ。

ところが、この特集を読んでいるうちにふと気付いた。「ひょっとしたら泊まりを伴う大会にも年に一度位なら出られるかも知れない」と。去年あたりから少し自分の環境が変わってきているので、可能かも知れないと改めて思ったのだ。

そう思った時に真っ先に気になったのが「別大」だ。

ラソン関係の色々な情報に触れる時に、ちょっと別格として語られる別大、別府大分毎日マラソン。これまでは、この大会が何故そんなポジションにあるのかも調べようと思わなかった。もちろん、参加基準があることは知っていたが他にも何か特別である理由があるのだろうか?

ちょっと調べてみると、日本で現存するマラソン大会では「びわ湖毎日マラソン(旧:全日本毎日マラソン選手権)*3」「福岡国際マラソン選手権(金栗賞朝日マラソン)」に次いで三番目に歴史ある大会のようだ。いわゆるクラシックレースということか。

そして、びわ湖は参加資格が2時間30分以内、福岡国際が2時間35分以内(Bグループ)なので、長距離の陸上競技経験者でもないと参加はなかなか難しいのが現実だろう(この参加資格も先程知った)。

それに比べると、別大の制限時間3時間30分以内(カテゴリー4)というのは特段陸上経験がない市民ランナーが目指せる参加資格だ。

つまり、別大は市民ランナーが現実的に目指せる最高峰の歴史あるマラソン大会ということになると言っても良いだろう。別大が特別な理由はそこではないだろうか。

そして、もう一つ別大が気になった理由がある。

1歳刻みランキングの自分の年齢(54歳)の上位はどんなタイムなんだろうと見ていてふと気付いた。タイムの後に書かれた大会名に「別大」が多いのだ。なんと自分より上にいる25人中12人が別大でベストを出している。実に48%という割合だ(どうでも良いが6位から10位は全員別大)。これは記録も出やすいのか?と巻頭にあるランキング対象大会一覧表のベストタイム採用人数を確認してみた。別大の数字は多い方だが際立っている訳ではない。よく考えたら母数(参加人数)が違うので、参加人数で割った数字で比較しないと意味がない。かといってそこまでする気もない。ただ、改めて年齢に関係なく上位の方のベストタイムは「東京」「びわ湖」「福岡」「別大」が多いようだ。これは同じレベルの参加者が走るのでペースをキープしやすく、人数も少なくて運営もスムース(長年培われた経験から)なことでストレスも少ないからだと思われる。

 

別大が特別な理由に納得したと同時に一般市民ランナーの一人としては、やはりこの大会に出たいという気持ちが出てきた(こんな時期に)。

さらに調べてみると、大会の開催は例年2月の第一日曜日のようだ。次(第70回大会)は2021年2月7日(日)ということになる。もちろん、開催されればの話だ。ただ、陸上競技連盟の公式サイトには既に大会の開催日が掲載されていた(2020年6月25日現在)。

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もちろん、大会自体の公式サイトはまだ前回(2020年2月2日(日)開催の第69回)のままで、70回についての言及はない。

2020年2月の頭だと現時点ではまだ開催自体が全く分からない状況だと思う。

しかし、中止が決定している訳でもないので、一応、参加することを妄想検討してみたい。

 

制限時間3時間30分以内なので大丈夫なはずだが、もう一度参加資格を確認してみる(ただし、第69回のもの)。

20歳以上(2000年2月2日以前の出生者)で、フルマラソン3時間30分以内の記録(2018年1月1日以降。グロスタイム日本陸連公認またはAIMS公認コースでの記録)を持つ男女の競技者とし、持ちタイムや2019年度日本陸上競技連盟登録の有無により、カテゴリーを4つに分けて受け付けます。カテゴリーにより、申込方法、締め切りなどが異なります。ご注意ください。 

 2021年開催で考えると2019年1月1日以降の陸連公認のグロスタイムで3時間30分以内が必要だ。

令和元年(2019年)11月24日のつくばマラソングロスタイム2時間53分40秒の記録証を確認した。この記録があって、2020年の陸連登録もしてあるのでカテゴリー2でエントリー出来そうだ。

カテゴリー2・カテゴリー3】※日本陸上競技連盟登録者に限る。
カテゴリー2
1. マラソン2時間55分以内(記録はグロスタイム
カテゴリー3
1. マラソン2時間59分59秒以内
2. 30kmロードレース1時間54分以内
3. ハーフマラソンは1時間17分以内(いずれも記録はグロスタイム

しかも、カテゴリー3までは申込者全員が参加できるようだ。

これはもう出るしかない、少なくともまたサブスリーを獲るまで確実に出ることは出来ないし、ましてやカテゴリー2なんて最後のチャンスかも知れない。

 

そうなると、足と枕の確保だ。まだ先だが、無料でキャンセル可能な時期を確認しつつ宿と飛行機を予約した。

同時にダイヤリーにキャンセル期限も書き込む。

 

と、勝手に盛り上がってきたが、そもそも開催されるのかは全く分からない。

ちなみに大分県の公式サイトによるとイベントや集会等の開催の目安は、8月1日からを目処に収容人数の50%以下となっている。

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ラソン大会はそもそも屋外なので「収容」はしないが、選手受付や更衣など屋内を利用するものもあるのでざっくり考えれば今年の出走者3622人の半分1800人程度の規模で開催することもあり得るのだろうか?

公式サイトではカテゴリー4だけ定員が明記されていて2200人となっている。

それ以外は選手一覧から数を拾ってみる。海外招待選手:5人、国内招待選手:8人、視覚障害者選手:21人、カテゴリー1:81人、カテゴリー2:1019人、カテゴリー3:667人、合計:1801人だ。カテゴリー2が多くて3が少ないのは、タイム基準が1と2の間は25分あるのに対し、2と3の間は4分59秒しかないからだろう。

東京マラソンのようにエリートのみのレースとなれば、カテゴリー1までで行われる可能性も高い。カテゴリー1まではスペシャルドリンクも置けるので、感染防止という意味では有効だと考えられる。

1500〜2000人規模で開催ということになれば、これまでフリーパスだったカテゴリー2、3も先着あるいは抽選として全体を平均的に縮小するか、カテゴリー4をなくすという方法だろうか。ただし、後者の場合も例年以上に大会参加希望者は増えるだろうから、2、3も先着あるいは抽選ということになるかも知れない。

まあ、色々想像してもどんな結論が出るのかは分からないのだが。

 

そんなことよりも、出られるとなった時の為にしっかりと照準を定めた練習計画を作って実行することが重要だ。

 

2020/9/9

ずっと前回(第69回)のままだった公式サイトが更新され、第70回のものになった。

中止か?と思ってみると、

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まだ検討中ということだ。

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9月中の結論になるらしい。

9月中のジャッジとなるとかなり難しいのではないだろうか?

あるとするとカテ1のみの開催というところが現実的だと思う。もし、今のままの基準でカテ2までとなれば出られるのだが、1から2に広げると大幅に増えてしまうので、あっても2時間55分以内じゃなく2時間45分以内までとかだろうか。

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*1:

正確には、カテゴリー1(2時間30分以内)は抽選はなく申込者全員。カテゴリー2(2時間55分以内)、3(2時間59分以内)も申込者全員だが、申込者が多い場合は抽選。カテゴリー4、大分県民感謝(3時間30分以内)は応募者多数の場合は抽選。別大チャレンジ特典(3時間30分以内)は申込者全員となっている。

*2:別冊のランキングの対象大会一覧には「全国68のランキング対象大会」とあるので誤植かと思ったら、元々86ある対象大会のうち18大会は開催されなかったということだ。

*3:既にこのびわ湖毎日も無くなってしまった