遂に別大を走ることが出来た。
2020年の春に出ようと思ってから、2021年の中止、カテ2でエントリーしていた2022年の招待+カテ1+地元枠のみ開催を経て、3年目で念願が叶った。
ただ、この1年は別のことに打ち込んでいて、あまり練習をしていなかった。直前にやるだけのことはやったけど、今の実力がどこなのか分からないままレースに臨むことになった。
レースは日曜日だが、受付は前日なので前乗り必至だ。さらにレースも12:00スタート、それに当日ゴール後どんな状態になっているか分からないので、もう1泊することにした。そもそもこれまで日帰り圏のレースしか出たことがない僕にとっては贅沢な旅程となった。
宿泊前日にレース戦略をpetaさんのツールで最終決定して、ペースをGarminの自作アプリにセットした。
セットしたペースは「松」のエイジシュート(57歳なので2:57以内)。これで後半崩れても粘るのが「竹」でサブ3、「梅」は完走だ。
これまでネガティブスプリットで走れたことなんて無いし、どうせ終盤崩れるのなら突っ込んでどこまで持つかだ。
出発の少し前から、僕が読者登録している「はてブロ」を徘徊したが、別大に出るのが分かったのはKANA先生(id:KANAYOGA)だけだった。
ほとんど休眠状態のTwitterの方を覗いてみると、とし姉が出ることが分かった。その時までとし姉をフォローしていなかったようなのだけど、フォローした。何度かレース会場ではお会いしていたが、話をしたのは春に走ったRFC荒川河川敷後の飲み会くらいだった。とし姉の別大に向けてのtweetに「僕も出ますのでよろしくお願いします」とコメント付けたが、当たり障りのない返信だったので、多分覚えていないのだろう。
いよいよ出発当日、飛行機に乗って窓から写した写真でtweetしたら、1分前にほぼ同じアングルのとし姉のtweetが。
同じ便のようだ。
別府に着いてホテルに荷物を預かってもらい、別府駅の近くで昼食。
とり天は油物という点で気になったので、レース後に回して、りゅうきゅう丼を頂く。
漬けとはいえ、生ものこそどうなんだ?というのもあるけど。
その後、受付会場でとし姉を見つけて、お声がけをして、荒川の時の話をした時点で面識ある人物と思い出してもらった(笑)。
受付会場では、おいやんさん(id:oiyan-run)ともお会いして、別大経験者のお二人から少しコースの特徴を教えていただいた(20〜25kmはバンクや緩い上りでキツいのでペース落ちても気にしない)。
もう少しでKANA先生も到着ということだったので、とし姉と僕は待つことに。
到着後、三人で記念撮影。
去年の優勝ゴールのポーズで。
@ KANA sports
とし姉のモデル立ちが、流石。
別府駅までシャトルバスで戻り、スタバでコーヒー(まだディカフェ)とオヤツを買って、宿にチェックイン。
明日の行動と持参する荷物をチェックしたり、アスリートビブスを付けたりしながらゆっくり過ごす。
レースの朝、昨日の強い風は止んでくれた。
予報でも午後少し吹く程度か。
朝食を近くのファミレスで済ませて宿に戻り、支度をしてチェックアウトし、荷物を預かってもらう。2泊目は別の宿を予約してあった。1泊目の宿は利便性を考え、レース会場へのバスの出発地点のすぐ近くにしたのだが、レース後は観光気分が味わえそうなホテルにしたのだ。
シャトルバスもレースNo.毎に指定されたものに乗る。ちゃんと全員座れるように配車してある。レース会場まではあっという間だった。
会場に着いて、とし姉、おいやんさん、KANA先生と合流し、Twitter繋がりの方にご挨拶などして、それぞれの準備に。
ちゃんと宿で大小済ませて来たが、やはりレース前は頻繁にトイレに行きたくなる(小)。多分、会場に着いてからスタートまで4、5回は行ったと思う。それでも、整列はレースNo.で位置が決まっているので、焦らずに済む。
荷物を預けた後に、うっかりIDカードを首からぶら下げたままだったことに気付いた。ゴール後はきっと使うことはないだろうから捨ててしまおうかとも思ったが、万一、レース後にバスに乗るのに必要とかだと面倒だな(アスリートビブスがあるんだから大丈夫だろ)とか、どこに捨てようかとか考えているうちに、「あ、キャップの中に入れて被っちゃえばいいや」と思いついた。やってみると、無理はない。
プレラインナップ完了時刻の5分前に列に入った。有難いことに気温が高く風もないので、全く寒くない。寒いのが苦手でなのでこれは有り難かった。
いよいよスタート地点まで移動する。「1分前」というコールの後だっただろうか、パチパチという音が鳴り響いた。半分は拍手で半分は太腿を叩く音だと思う。
そして、「10秒前、On your marks」「5秒前」号砲!
(1話完結にしようと思って書き始めたけど、長くなったので一旦ここまで)