2017年2月5日に開催された「第33回守谷ハーフマラソン」に参加してのレース総括です。
公式サイト:第33回守谷ハーフマラソン【公式】
【コース・大会運営】
先ずは公式サイトの「大会の特徴」に沿っての感想です。
1)当日受付不要
今や当たり前のようになったナンバーカード、計測チップの事前送付。この大会は今回からだったようです。当日受付がないのは良いですね。
荷物預けは最初に見た時(スタート45分くらい前?)は、全く並んでいませんでしたが、15分後には列が出来ていました。ただ、自分のレースナンバーのブロックは2,3人しか並んでいませんでした。荷物預け用のしっかりとしたビニール袋が用意されていて、それに入れて預けます。
2)市民先行エントリー実施
市民ではないので、これがどれだけ良いのか分かりませんが、一般エントリーもすぐに埋まるという大会でもなかったかと思います。
あと、ハーフの市内在住最上位者(男子、女子)と50歳以上の市内最上位者はNAHAマラソンに招待されます。
招待にあご・足・枕のどこまで含まれるのかは明記はありません。
3)正確な距離と1km毎の距離表示
ん?特徴として謳うことでしょうか?まあ、1km毎の距離表示は良いとして、「正確な距離」って…と思ったら、陸連公認コースなんですね。だったら、「陸連公認コース」って書いた方が良いような。
ただし、自分は「陸連登録」の部で出てしまうと「50代の部」での入賞の対象外になってしまうので、「陸連登録者」で出場しませんでした。後から申込書を見たら、出場部門とは別に「陸連登録」にチェックをするところがあったので、部門とは別に陸連登録者として出場することも出来たのかも知れません。そうすれば、ちゃんと陸連公認記録として残せたのに、勿体無いことをしました。
4)毎年人気のオリジナル参加賞
これです。
前面はMIZUNOさんのロゴのみです。
自分はレース後に受け取りました。受け取り可能時間がレース前だけでなく、レース後も可能だったのは、余裕を持ってもらいに行けるので有り難かったです。
走っている時にこれを着ているランナーも見つけました。その時は自分はまだもらっていなかったので、それが参加賞だとは気付かず、「去年のかな?いや、33回2017って書いてあるな?販売してたのかな?」などとぼんやり考えていました。
5)賑やかな会場
だったのかな?終わった後、すぐに別の打ち上げ会場に移動してしまったのであまり観察していませんでした。スペース的には広く、市庁舎も開放ということで良かったと思います。
6)焼きそばの無料配布
これは良かったです。郵送された書類一式に引換券が入っているのですが、自分の表彰式の写真を撮ってくれたメンバーはこれを事務所においてきてしまったらしく食べられなかったようです。
因みに、これとは別に味噌汁の無料配布がありました。豆腐とネギが入っています。
こちらは引換券は不要なので、件のメンバーは写真撮影を頼む前に「3杯飲みました!」と言っていて、撮影が終わったら、「もう1杯行ってきます!」ともらいに行っていました。
その他のポイントです。
○スタートブロックの整列はスムース
自分はBブロッックだったので他は分かりませんが、ブロック間(AとBの間隔)が十分あって、そこにプラカードを掲げた係員が立って明確なブロック分けがされていました。並んでいる側も割り込み、押し合いなどなくストレスがありませんでした。ただ、スタート直前に高校生?の男女4人位が(女性はCのゼッケンでした)誰かの誘導でBの前に入りました。高校生の有力選手か何かで特別にそうしたのだろうと思ったくらいで、特に誰も文句を言ったり、気にしたりという感じはありませんでした。
○会場のトイレの設置
これは十分に数があったかと思います。タイミングによって列が出来てしまうのは避けられないと思いますが、数カ所に分散されていたので、自分が使ったところはほぼ並んでいませんでした。
【装備・補給食】
装備はいつもと同様です。
違ったのはシャツが「東京ハーフマラソン」Tシャツだったことだけです。
あと、防寒用にビニール袋に首と両腕の穴を開けたものをスタート前に着ていました。
穴は着る時に裂けないようにハサミで切ってから、両端をセロテープで補強しました。逆に脱ぐ時に簡単に裂けるように裾の一箇所にハサミで切り込みを入れました。
スタート前に脱いで、小さく折りたたんでバックポケットにしまいました。これなら、大会のゴミ箱に捨てさせていただくこともなく走れ、次の大会でも使えます。
補給食は一応Mag-OnとVESPA HYPERを用意してパンツのバックポケットに入れましたが、結局使うことはありませんでした。ハーフなら不要ですね。でも、これだけならかさばらないので、お守りとして持っているのも有りかと思います。レース前には会場でMEDALIST AMINO DIRECT 5500を一包飲んでいます。
MEDALIST AMINO DIRECT 5500
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BCAAとクエン酸が主成分です。
今回はハーフなのでレース前に摂取しました。
Mag-On
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これは、エネルギー補給ですが、マグネシウム配合で攣り防止も期待できるタイプです。6.4kmの給水所で摂る予定でしたが使いませんでした。
VESPA HYPER
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16.8kmの給水所手前で摂取のスケジュールでしたが、これも使わずでした。
【事前準備・レース戦略・実践】
事前準備については、あまり走れていませんでした。ですが、出来る範囲では諦めずに走りました。
ハーフなのでスピードを出して維持しなくてはならない、限られた時間ではビルドアップが良いだろうと走れる時はそんな練習をしていました。ところが、なかなか設定通りのペースを維持できず、これでは駄目だと一旦、ペースを落として練習をすることにしました。といっても、多分、それで走ったのはキロ4:15ペースでの21.1kmペース走のみでした。その後はレース前日のJOG6km+レースペース2kmでレースに臨みました。
今思うと、ちょっとハードルが高過ぎたと思った練習が意外に効いていたのかも知れません。
自分のレベルにあった練習が大事だと思いますが、時には無理なレベルの練習を完遂出来なかったとしても入れてみるのも良いのかも知れません。
レースの戦略については、今回、初リアルハーフということで迷いました。
ハーフでもネガティヴスプリットで行くべきか、それともハーフの距離であれば最初から最後まで一定ペースで押し切るべきか?
スタート前は弱気なペースチャートで前者に近い設定をしましたが、一方で、いや、強気で押し切ろうという気持ちもありチャートの下に大きく「撃沈上等!」と入れました。
そして、前日の僅か2kmのレースペース走とGARMINのVO2Maxの値で行けるところまでキロ4:00〜4:05で行ってみると決めました。
実践としては、良い意味で計画通りにしませんでした。ただ、闇雲に早いペースで突っ込んだ訳でもなく、一応、常にプランを考えながら走りました。
あくまでも、今回は初ハーフということでそうしましたが、次回ハーフを走る機会にはハーフにあった戦略を立てて実践したいと思います。
最後に今回走って分かったことは、当たり前ですが、
ハーフは、フルの半分に非ず。
ということでした。
フルマラソンとはレース全体でのエネルギー、ペースの配分、それに伴う補給やスピード、フォーム(まだピッチやストライドの考察まで出来ていませんが)まで違った考え方をすべきだと思いました。そうなると、必然的に練習内容も変わってくることになります。
本当に当たり前で走らなくても分かることですが、まだまだ自分はマラソンの頭でしか考えていなかったんだなということを実感しました。
今日でレース4日目後ですが、未だに筋肉痛があります。特にハムストリングスが痛いです。
朝、バス停に停車中のバスに乗ろうと走ったら、左のハムが攣りました。
バスはそのまま発車して乗れませんでした。
週末にランニング再開出来るかな?
次は2/26の「東京ハーフマラソン」です。
公式サイト:東京ハーフマラソン2017