50/50(「バーチャルマラソンランナーの走行記」改題)

50代でサブ50を目指す元サブスリーランナーのブログ。達成確率は50/50(フィフティ・フィフティ)?

【第37回つくばマラソンレースレポート 結】

結んでいた計測チップを外してもらった。

普通ならゴール直後のこの時間は達成感に包まれているはずだが、流石に今回は違う。

 

そのまま順路に沿って歩き、記録証を出力してもらう。

3:42:18。

しばらくはこの記録が自分の最新マラソン記録になる。

 

ロッカーから荷物を出して、更衣室で着替えを済ませてからはてブロの陣地に向かう。

びあーさん(id:beer_beer)を見つけて結果を聞くと、目標の3:20以内でPBは達成されていて、「できれば」という3:15にもあとたった33秒。

furuhonyaさん(id:furuhonya)も3:20切り、しろくまさん(id:shirokuma- papa)もサブ3.5とそれぞれPBで目標達成され、PBラッシュのつくばとなった。

乾杯!

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この乾杯のためにノンアルビールを持参した。

出店で買ったうどんを食べながらノンアルビールを飲んで、次の予定があったので早々に失礼した。

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レースの展開に関しては、頭から突っ込んでしまったことが敗因であることは十分理解してはいるが、例え、多少ペースを抑えて行ったとしても結果に大差は無かったと思う。今回だけは、この判断で良かったと思う。

最初からもっと安全圏内のペース設定で仮にサブ3.5を目指したとしても、30km以降が未知数だった今の状態では達成出来たか分からない。いや、仮に達成出来たとしても突っ込んで失敗したよりも満足感が得られたとは思えない。

だから、これで良いのだ。悔いはない。

そう思えた。いや、思うことにしたのかもしれない。

結局、マラソンの42.195kmのスタートラインは最終コーナーを回ったくらい。本当のスタートラインはもっと前に引かれているのだ。

 

つくばマラソンのコースはフラットで走りやすく、適度な気温になりやすい開催時期、ウェーブスタートの採用などランナーがPBを狙うにはうってつけの大会の一つであることは間違いない。

 

また、いつかこのつくばに落し物を拾いに来たいと思う。

 

 

 

【第37回つくばマラソンレースレポート 転】

転がるようにとは、正にこのことだ。

 

28km〜35km

中間点を過ぎてから随分と周囲の面子が変わってきたが、27kmを過ぎて自分もペース維持が急に苦しくなってきた。

ここまでほとんど4:10以内のペースで来たが、28kmは4:17。

でも、ここが踏ん張りどころ、苦しいというのは脳のエスケープと考えて何とか4:10を維持しようともがく。この辺りで鼻呼吸だったのが、口呼吸になってしまう。

29kmは4:09と粘ったが、その後キープは出来ず30km通過で公式タイムを見ると、1:5x:xx。実際は今確認すると2:03:35だったのだが、何故かこの時は2時間切っていると誤認した。間違えて29km地点のラップアラームでGARMINの記録(1:58:52)を見てそう思ってしまったのかもしれない。

いずれにせよ、残り12.195kmと思った時点で、「例えここからペースをキロ5まで落として走っても5分x12km=60分、サブ3はいける。4:30で粘れば安全圏だ」と頭の中で計算してしまった。

通過タイムを間違えているのは論外だが、こういう計算をする時点で、もう駄目だったのだろう。30km4:12、31km4:15とここまでは頑張ったが、32kmで4:27、33kmで4:23、そして34kmで4:37と4:30も超えてしまった。

でも、まだキロ5までは落ちていないし、ここまではほぼ4:30以内でいけた分もあると粘ろうとする。しかし、35kmを目の前にして急激に失速、キロ6分も超えた。35km地点で、あと7kmもキロ5では走れない、いや、もうキロ5では間に合わないのか。

左膝に痛みが出てきた。

そして、とうとう歩いてしまった。

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35km〜ゴール

今、もう一度走り出せば、サブ3.5は十分いける。

でも、それが無理だった。

キロ10分を超えるペースでとぼとぼ歩くしかなかった。

途中、最後の救護ポイントと思われるところで棄権しようか迷って立ち止まったが、まだこの時間では回収車が来るまで時間がかかるだろうし、この程度で救護を求めるのもどうかと思い、歩き続けることにした。

そこからは辛く長い道のりだった。

沿道からの声援がこんなに辛く聞こえたことはないだろう。

途中でびあー(id:beer_beer)さんに声をかけられる。

「がんばれー」と返すのがやっとだった。

「撃沈上等」のTシャツの方々にも、「はてブロがんばれー」と声をかけていただくが、手をあげて応えるしかできなかった。

終盤の応援では「皆さーん、苦しいのは気のせいですよ。まだ、いけますよー」というものもあった。これはツボを押さえていて、走れていれば、かなり力になる応援だったが、(ごめんなさい、そうだと良いんだけど。今は本当に走れない。)と声に出さずに応えた。

大学構内に入ってからの折り返し部分が予想以上に長くて辛い。

この頃になると、同じように潰れて歩く人がチラホラ現れる。

この時、ふと気になったのが歩いている人にここまでで3人自分と同じシリーズのシューズ、つまりNIKEのズームフライシリーズを履いた人がいたことだ。マジマジと見た訳ではないので、自分と同じズームフライかヴェイパーフライ4%の方かまで分からなかったが(1人は明らかにヴェイパーフライ4%と確認出来た)、いずれかであることは独特のデザインで分かる。

ひょっとして、このシューズ余程自制しないと前半実力を超えて飛ばし過ぎてしまうのか?

決して潰れたのをシューズのせいにしているつもりではなく、それほどの力を持ったシューズなのかもしれないということだ。

会社でヴェイパーフライ4%を手に入れて走った人(フル2:50以内の実力)が、「このシューズ自分の全盛期に出会いたかった。今では1、2kmで足がついていかなくてなっちゃう」と言っていたのを思い出した。

自分の場合はあくまでも、走り込み不足なのだが、やはり、このシューズ只者ではないのか、それともプロモーションによるプラセボ効果なのか。

性能かメンタルか?いずれにしても、乗りこなすのに手こずる荒馬といっても良いかもしれない。

 

スタート前に「ここまで戻れるか?」と危ぶんだゴールまで走ってではないが、何とか自力では戻って来ることができた。

当面、最後のマラソンとなったつくばの時計を止めた。

3:42:17。

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【第37回つくばマラソンレースレポート 承】

承認欲求かも知れない。

マラソンを走るのも、こうしてそれをブログに書き起こすのも。

100%それが原動力という訳ではないが、かなりの部分を占めていると正直に思う。例えば、世の中に名前というものが無く、他に個を識別する手段もなかったら、果たして自分は走るのだろうか(この承認欲求ということを認識したのは、まだSNSなんてない時代、森博嗣さんの「幻惑の死と使途」を読んだ時だ)。

幸いにも、名前があって記録と紐づけられる世界に生まれた自分は、今日も自ら42kmの道のりを走り始めた。

 

これまで明確に触れていなかったが、今回のレースの目標はサブ3だ。

練習量からすれば当然無理。何せ1月から11月の終わりのレース前日までの総走行距離は998.89km、月平均90.8km、月100kmも走っていない。

ただ、今年最後の、いや、当面最後のレースとなるこのつくばマラソンを今出来るベストタイム(サブ3.5?3時間40分?サブ4?)で完走しても満足感は得られないと分かっていた。

レース数日前に作ったペースチャートはこれだ。

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最後の1kmはウェーブスタートとはいえ、混雑も想定し、アップと捉えて4:45のペース。

その後、5kmまでは4:20、5kmを過ぎたら40kmまでずっと4:10で巡航、40kmを超えたら2kmは4:05に上げて最後の195mは全力ダッシュという設定だ。

 

スタート〜5km

最初の1kmはゆっくり入る意識はしていたものの1kmのラップ音でGARMINを見ると、4:07。初っ端からやってしまった。やはり周りのペースに飲み込まれてしまう。

意識して少しペースは落とし2kmは4:13に戻したものの、3〜5kmは4:10を切るペースになってしまった。練習では短い距離設定でもキツく感じるペースなのに楽々と行けてしまうのがレースの力であり、怖さでもある。正に魔力、レースマジックだ。

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5km〜15km

5kmを過ぎたので、予定通りの4:10をターゲットに時々GARMINを確認しながら走る。

この辺りになると、周囲がほぼ同じペースのランナーで安定してくる。4:10で走ってるつもりが、GARMINを見ると4:05(GARMINのリアルタイムペース表示は5秒刻み)で、少しペースを落としたりするが、しばらくするとまた4:05や4:00になっていたりする。どうやら、周囲は4:00〜4:05をターゲットに走っている感じだ。

本来は周囲のペースに飲み込まれず、ここでしっかりペースを落として行くのが正解だとは分かってはいるものの気持ち良く走れているので、どうしてもこのペースで走ってしまう。

6km4:04、7km4:02、8km4:05できてしまった。9kmの給水所の手前で最初の補給、MEDALISTのAMINO DIRECT 5500をとる計画だったので少し手前でポケットから出して飲もうとしたら、既に給水所が目の前に迫っていた。

慌ててカップを取って中身がこぼれないように上部を潰して持ちながらAMINO DIRECTの封を切って、なんとか口に入れてカップのアミノバリューも飲んだ。補給計画はしっかり守りたいと考えていたので、無事補給できてほっとした。

既にゴミバケツの置いてあるエリアは過ぎてしまったので、仕方なく次の給水所までカップはそのまま持って走ることにした。

そんなこんなで9kmはちょっと遅れて4:09で通過。いや、遅れたのではなくこれが計画通りのペースだ。

以降、10km3:59、11km4:00、12km4:11、13km4:02、14km4:02、15km4:09kmとほぼ4:00〜4:10くらいで走ってしまった。ここまできたら、このまま4:00〜4:10の範囲で行けるところまで行くことにした。今年に入って練習で30km走ったのはたったの1回、どうせ後半は未知数なのだ。

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15km〜21km

15kmの給水所手前で2度目の補給、ここでもAMINO DIRECT 5500をとる。今度は少し早めに準備をして無事摂取成功。

前回フルマラソンを走った時(第1回水戸黄門漫遊マラソン)の時は17〜20kmくらいが結構苦しかった記憶がある。それなりに距離を走ってきて、まだ折り返しにも達していない というところだ。

しかし、今回はあまり辛さを感じない。

ペースも16km4:03、17km4:07、18km4:04、19km4:02、20km4:07とほぼ維持できている。ひょっとして、今日は調子が良いかもしれない。実は昨日は少し気怠い感じがあったのだが、今のところどこにも不調は感じない。

うまく行けばサブ3いけるかもしれないと思い始めた。

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22km〜27km

中間点でタイムを確認すると、1:26:43。

水戸黄門漫遊の時は確か1:28台だったので、やはりオーバーペースで来てしまっている。

ハーフを超えた辺りから、周囲を走っている人たちで遅れていく人も出てきた。

自分も多少苦しい感じもしたが、まだペースが維持できないというところまではいかない。

27kmまではペースを維持した。

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