東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

プラントベース

 先日、NHKスペシャルで「2030未来への分岐点2 飽食の悪夢 水・食料クライシス」という番組を観て驚いた。

このシリーズ番組は人類が今のままの生活を続けていくと将来大変なことになってしまう、我々は2030年までにより持続可能な方向に舵を切れるかということがテーマになっている。その2回目が水と食料についてだった。


[地球のミライ] ゆがんだ食料システム | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~ | SDGs | NHK

 


[地球のミライ] 食料危機で日本でも暴動!? | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~ | SDGs | NHK

 


[地球のミライ] 食生活を転換できるか | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~ | SDGs | NHK

 

世界で生産される穀物生産量を人口で割れば、全人類が生存に必要なカロリー量は賄えているのだが、現実には世界の飢餓人口は約8億人に達している。

その原因の一つが肉にあるという。世界の穀物生産量の約1/3は食用家畜の飼料となっているというのだ。もちろん、問題は肉食だけではなく、他にも食料廃棄の問題(日本の年間食品ロスは国連の食料支援の約1.5倍)などもある。

 

こんな番組を観た数日後に、Clubhouseでアスリートのプラントベースに関するルームがあったので聴いてみた。中身は言えないのがClubhouseのルールなので詳細は書かないが、映画「The Game Changers」がきっかけでプラントベース の食事を始めたというアスリートは多かった(NetFlixのタイトルなので未加入の僕は観ていない)。

そして、そのアスリート達は(おそらく映画の中のアスリートも)食事をプラントベースに変えた後も、パフォーマンスが落ちないどころか逆に上がっているという。もちろん、ポジティブに自分が起こした変化なのでプラセボ効果もあるかも知れないし、元々、肉食が体質的に合っていなかったから好転したというのもあるかも知れない(有名なジョコビッチのセリアック、グルテン不耐の気付きのように)。でも、少なくとも悪影響はないように思えた。

だからといって、明日からプラントベースの食事に変えようとは思わないのだが、冒頭のNHKの番組と合わせて考えるといつかは否応なしにそうせざるを得ない日が来るかもしれない。番組では(肉だけではなく野菜なども含めた)食料全体が非常に高価なものになった未来のシーンを描いていたが、人工肉の導入や廃棄されそうな食料を回収し貧困層に配布するネットワークの構築、地球にとっての理想の食事「プラネタリーダイエット」の提唱など、この未来を変える施策も始まっているようだ。

 

今度機会があったら、モスバーガーのグリーンバーガーでも食べてみようと思っている(番組に出てきたのはウェンディーズのバーガーだったが、まだ発売されていないのか公式サイトのメニューには載っていなかった)。【訂正】ウェンディーズじゃなくバーガーキングでした。バーガーキング®公式サイトにもありました。

www.mos.jp

f:id:satsuka1:20210216143418j:plain

グリーンバーガー(プラントベース)

ところで、ソイモスバーガーとの違いは何かと思ったら、ソイモスバーガーの方はソースに肉、おそらくマヨネーズタイプに卵が使われているようだ。 

f:id:satsuka1:20210216143526j:plain

ソイモスバーガー