東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

公園探訪ハーフラン 府中の森公園編・野川公園編(2021年第8週)

今週はほとんど走らなかった。なんとたった1回8.51kmだ。

累計では364.92kmで目標の384.8km(48.1×8)に19.88kmのビハインド。先週は20km弱のアヘッドだったのだが。逆に考えれば、すぐに取り返せるということか。ただし、これ以上差を広げなければということだけど。

 

ほぼ走っていないので、それ以前のことになるが最近やっている「公園探訪ハーフラン」の3園目、4園目を書こう。

3園目は府中の森公園だ。

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家から公園までは8.12kmだったので公園内を5km弱走った。

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公園内には600m、1400m、2000mと3つのジョギングコースが設定されている。といっても、コース全てがランニング用になっている訳ではなく、公園内をこう走ると2000mですよという程度だ。

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最初は公園の外周を走って、途中から2000mのコースを走ったがフラットで走りやすいところだ。

 

4園目は野川公園

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ここは僕のマイコースのひとつだ。

去年の5月はほぼ毎日のようにここまで来て公園内を走って帰る21.1kmを走っていた。その時はほぼ最短ルートの5km弱で公園まで行っていたので、園内を2.5km位のコースで4周しハーフに足りない分は家の近くで走って帳尻を合わせていた。

しかし、公園内の同じコースを4周するのも段々飽きて嫌になってきたので、最近は公園までのルートを延ばして園内は2周にしている。

公園までは野川沿いのサイクリングロードを走るので気持ちが良く、それも走るモチベーションに繋がる。

ただでさえ水辺は気持ちが良いものだが、こんな水車があったり(残念ながら走る時間には水車への水路が堰き止められて動いていないが)、

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某国立大学の馬術部の馬場があって、馬が白い息を吐きながら部員を乗せていたりする。

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春になれば桜も見られるだろう。

その後は緑が綺麗な季節だ。

しばらくは、ハーフのマイメインコースになると思う。

 

さて、1月1日から読んでいる「1日1話、365人」の方は、

2/19 浅見帆帆子(作家・エッセイスト)

2/20 安田 弘(安田不動産顧問)

2/21 吉田栄勝(一志ジュニアレスリング教室代表)

2/22 コシノジュンコ(デザイナー)

2/23 上甲 晃(志ネットワーク「青年塾」代表)

2/24 藤木相元(嘉祥流観相学会導主)

2/25 福島孝徳デューク大学教授)

の7人(敬称略、肩書きは著書より)。

浅見帆帆子さんのこんなお話。

感情がマイナスに振れた時、プラスに持っていく工夫を自分ですることが大事だと思うんです。

尊敬する人に会いに行くとか、元気になる音楽を聴くとか、好きな映画を見るとか、何でもいいんです。強運な人は共通してみんな平常心ですが、それはマイナス感情を抱かないのではなく、自分で自分の心をこまめにケアして、プラスにする努力をしていると思います。

そうか、確かにポジティブな人も決して生まれつきということではなく、努力してそうしているのだろう。そのうち、あまり意識しなくてもそうできるようになるのかも知れない。

私は「運」に関する本を多く出していますが、その運とは宝くじに当たるとか、明日白馬に乗った王子様が現れるとか、そういうことではないんですね。運がよくなるとは、別な言葉で言えば「どんな状況でも幸せを感じられる」ということだと思います。

なるほど。

さらに、こうも書かれている。

まずはあなたがワクワクと満たされて生きる。その姿を見て、周囲の人が勝手に「あの人を見ていると自分も頑張ろうと思う」とか「一緒にいると楽しい」と思っているとしたら、それもその人の器でできる立派な社会貢献だと思うんです。

ここまでできるようになりたいものだ。

そういえばマラソンでも、苦しい時に無理にでも笑顔を作ることで乗り切れる時があるなと思い出した。これもマイナスからポジティブに持ってゆく一つの方法なのかも知れない。

 

視野は広くありたい(2021年第7週)

7周目は5回で81.63kmのランニング、累計で356.41km。目標の48.1km×7週=336.7kmを20km弱アヘッドだ。

 

昨日、オフィス内を移動中に立ち止まってフロアに設置されたモニタ画面(社内外のニュースやトピックスの映像が流れている。電車のドア上のモニタのような感じ)に目をやって、そのまま歩き出してしまいすぐそばにあった柱に頭をぶつけてしまった。

「痛っ!」と手をやったら結構な出血だ。急いで最寄りのトイレに行って止血し、なんとか治まった。一時は、これは病院行って縫わなきゃダメかなと思い病院を検索し始めたくらいだった。

止血できたので、エントランスフロアにあるコンビニに行って絆創膏とマスク(血に染まってしまったので)を買って、廊下とトイレに付いてしまった血を消毒用のアルコールで清拭し、なんとかオンライン会議に間に合った。

朝早く行っていたので、元々出社率を30%以下に保っているオフィスがさらに閑散とした状態だったのでほとんど人に見られずに済んで良かった。

そんなことがあったので、今はただ絆創膏を貼ってあるだけで何ともないが(2、3日で完全にくっつくだろう)、今日はランオフにしてしまった。

不注意が原因なのだが、おそらく加齢で視野が狭くなっているのも一因だろう。自分が見えていると思っている範囲(若い時の視野のままだと思っている)よりも実際に見えている範囲は狭いはずだ。老い行く者としては、目の視野が狭まる分、心の視野を広げたいと思った次第。

 

ということで「1日1話、365人」の方は、

2/12 坂井真民(仏教詩人)

2/13 西村 滋(作家)

2/14 石川 洋(托鉢者)

2/15 夏井いつき(俳人

2/16 白川 静(立命館大学名誉教授)

2/17 杉山芙沙子(一般社団法人次世代SMILE協会代表理事

2/18 張 富士夫(トヨタ自動車相談役)

の7人(敬称略、肩書きは著書による)。

今回は西村滋さんの話。

西村氏が6歳の時に結核の為に他界されたお母さんにずっと邪険にされていたというお話だ。

物心がついた時から、なぜか僕を邪険にして邪険にして、嫌なお母さんだったんですよ。散々いじめ抜かれて、憎まざるを得ないような母親でした。

ということらしい。

しかし、それにはもちろん理由があり、ひとつは結核を移してはいけないということで西村氏をそばに寄せ付けないようにと考えた為。そしてもう一つは、

幼い子が母親に死なれて泣くのは、優しく愛された記憶があるからだ。憎らしい母なら死んでも悲しまなくないだろう。また、父も若かったため、新しい母親が来るはずだと考えたんでしょうね。継母に愛されるためには、実の母親のことなど憎ませておいたほうがいい、と。

これは、その後非行を繰り返し少年院に入っていた13歳の西村氏のところに氏が幼い頃に家政婦だった方が尋ねて来られて伝えられた。母親からは西村氏が二十歳になるまでは伝えないように口止めされていたようだが、家政婦さんも胃がんを患っていたことから予定より早く伝えられたのだ。そして、これを機会に西村氏は立ち直ったということだ。

 

このような親や兄弟がわざと辛くあたって、後でその意図をご本人が知ってその愛を胸に刻むという話は、この西村氏の話より前に覚えているだけでも3つは出てきている。それだけ、このような体験は深く胸に刻まれるのだろう。

昔と違って、今はなかなかこのように(西村氏の体験はその中でも強烈だが)厳しい育て方というのは減ってきているのではないだろうか。

 

色々な環境や状況があるので、一概にどちらが良いとか悪いとかいうつもりはないのだが、それが愛であると知るまでの間心に傷を負うとしたなら、それは後で癒えれば良いものなのだろうか。あるいは、それを癒えたと言って良いのだろうか。

 

僕の場合は、そんなことより先ず自分で傷を作らないようにすることだ。

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プラントベース

 先日、NHKスペシャルで「2030未来への分岐点2 飽食の悪夢 水・食料クライシス」という番組を観て驚いた。

このシリーズ番組は人類が今のままの生活を続けていくと将来大変なことになってしまう、我々は2030年までにより持続可能な方向に舵を切れるかということがテーマになっている。その2回目が水と食料についてだった。


[地球のミライ] ゆがんだ食料システム | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~ | SDGs | NHK

 


[地球のミライ] 食料危機で日本でも暴動!? | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~ | SDGs | NHK

 


[地球のミライ] 食生活を転換できるか | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~ | SDGs | NHK

 

世界で生産される穀物生産量を人口で割れば、全人類が生存に必要なカロリー量は賄えているのだが、現実には世界の飢餓人口は約8億人に達している。

その原因の一つが肉にあるという。世界の穀物生産量の約1/3は食用家畜の飼料となっているというのだ。もちろん、問題は肉食だけではなく、他にも食料廃棄の問題(日本の年間食品ロスは国連の食料支援の約1.5倍)などもある。

 

こんな番組を観た数日後に、Clubhouseでアスリートのプラントベースに関するルームがあったので聴いてみた。中身は言えないのがClubhouseのルールなので詳細は書かないが、映画「The Game Changers」がきっかけでプラントベース の食事を始めたというアスリートは多かった(NetFlixのタイトルなので未加入の僕は観ていない)。

そして、そのアスリート達は(おそらく映画の中のアスリートも)食事をプラントベースに変えた後も、パフォーマンスが落ちないどころか逆に上がっているという。もちろん、ポジティブに自分が起こした変化なのでプラセボ効果もあるかも知れないし、元々、肉食が体質的に合っていなかったから好転したというのもあるかも知れない(有名なジョコビッチのセリアック、グルテン不耐の気付きのように)。でも、少なくとも悪影響はないように思えた。

だからといって、明日からプラントベースの食事に変えようとは思わないのだが、冒頭のNHKの番組と合わせて考えるといつかは否応なしにそうせざるを得ない日が来るかもしれない。番組では(肉だけではなく野菜なども含めた)食料全体が非常に高価なものになった未来のシーンを描いていたが、人工肉の導入や廃棄されそうな食料を回収し貧困層に配布するネットワークの構築、地球にとっての理想の食事「プラネタリーダイエット」の提唱など、この未来を変える施策も始まっているようだ。

 

今度機会があったら、モスバーガーのグリーンバーガーでも食べてみようと思っている(番組に出てきたのはウェンディーズのバーガーだったが、まだ発売されていないのか公式サイトのメニューには載っていなかった)。【訂正】ウェンディーズじゃなくバーガーキングでした。バーガーキング®公式サイトにもありました。

www.mos.jp

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グリーンバーガー(プラントベース)

ところで、ソイモスバーガーとの違いは何かと思ったら、ソイモスバーガーの方はソースに肉、おそらくマヨネーズタイプに卵が使われているようだ。 

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ソイモスバーガー