今朝走り終わるとStravaからメッセージが届いた。
メインのランニングシューズ、ナイキ リアクト インフィニティ ランの寿命が過ぎているアラートだ。シューズ毎に設定した寿命が過ぎると、時々これがメールで届く。
インフィニティ ランのアラートはStravaでは1000kmにしてあった。
因みに今保有しているシューズはこんなラインナップだ。
これはGarmin Connectのデータ。こちらのシューズの寿命はデフォルトの644km(半端だと思ったら400マイルだ)のままだ。
Stravaは現在デフォルトをインフィニティ ランにしているので時々変更し忘れていると実際の走行距離より長く記録されてしまうし、Garminの方はデフォルトのシューズ設定をしていない(出来ない?)ので、ランニング後にギアの追加をし忘れると実際より少なく記録されてしまう。まあ、両者の間であることは間違いない。
匠戦BoostとZoom Fly(どちらも初代)は途中からStravaに登録したので使用距離は正確ではない。
NEW YORK 5はインフィニティ ランの前のメインシューズで、既に引退して普段履きとして第二の人生を送っているのだが、時々短いJOGなどで出動することもあるので登録したままにしている。
僕はインターバルなどのスピード練習とそれ以外とでしかシューズを使い分けたりはしないし(あとレース用はほぼレースと直前の実戦想定練習のみで使う)、かつそのオールラウンドに使うシューズも1足で済ませている。結果として、その1足が消耗することになる。
練習内容によって複数のシューズを使い分けたり、同じようなタイプでも2,3足をローテーションで使えば同じ距離を寿命としても使える期間は長くなる(シューズのダメージも減って寿命自体も長くなるという説明もあるが?)が下足入れにこれ以上入らない。*1
アラートが届いたもののシューズを確認すると外見上はまだまだ使える。
同じ1700kmを超えた時点のNEW YORK5はこんな状態だった。
流石にこれでは買い替えた方が良いだろうと、今のインフィニティ ランを購入したのだ。
そういえば、「使用レポート(2)」を書いていなかったので、これで代用しよう。ということで、記事タイトルに追記。
横に並べてソールの状態を比較すると、圧倒的に左のインフィニティ ランの方が減りが少ない。アウトソールの素材の違いもあるのだろうか?
減り方にも違いがあって、右のNEW YORKの方は拇指球あたりから爪先に抜けるように減っているが、インフィニティ ランの方は拇指球より少し前の部分が局所的に減っている。
走り方自体は変わっていないはずなのになぜだろう?
ひとつ考えられるのは、シューズの形状だ。
インフィニティ ランはソールがロッキングチェアのように弓形に反っていて、踵から爪先まで体重移動がスムースにできるようになっている。ただし、僕はフォアフットで着地するフォームなので、この形状を生かした走りはしていないように思う。
ソールが反っているので着地した時に路面に接する範囲が狭く、ソールの減りもNEW YORKよりも局所的になっているのではないだろうかというのが僕の考えだ。
そう考えると、今の僕の走り方では設置面の少ないインフィニティ ランよりも設置面の大きいNEW YORKの方が路面からの反力をより得られるのかも知れない。一方、設置面が大きいということは摩擦抵抗も大きくなるというマイナス面もあるのだろうか?
いずれにしても、まだ当面はメインシューズとして使って行くつもりなので(本来はアウトソールの減りだけでシューズの状態を判断するべきではないと重々承知ではあるが)、次に買い換える時にまた考えよう。
インフィニティ ランの怪我ゼロを目指すというコンセプトについては、今のところ(といっても1500〜1800kmは走ったのだから充分だろう)故障せずに走り続けていることを考えれば合格点と言えるのではないだろうか。
*1:これ以外にも自転車用とテニスシューズが入っている。どちらも今はほとんど使っていないけど。