東京ハーフマラソン / あと57.805km

GARMINのGPSランニングウォッチで走る50代マラソンランナーの雑記。サブ3、エイジレコードを維持するのが目標。

7月月報とバトン

 先月は初めて走行距離が400kmを超えたのだが、今月は一気にシフトダウンして129.1kmとなった。

f:id:satsuka1:20200731092356j:image

7月10日に走った後(今にして思えば自分の誕生日だった)軽い足底筋膜炎の兆候があったので、その後はしばらく走るのをやめたのだ。

7/22に短めのJOGで再開し、その後また少し間を開けて7/28に10km、7/30に15kmを走った。7/30の夕方また少し張りを感じたので今日7/31は休むことにした。

参加予定のレースもないので、焦る必要もない。

いや、参加予定どころか参加中のレースがあった。4ヶ月間でテネシー州を横断する1000kmのバーチャルレース、The Great Virtual Race Across Tennesseeだ。

現在、852.9kmまで来ている。モスハイムという街の手前だ。

f:id:satsuka1:20200731090738p:plain

全体ではこんな位置だ。

f:id:satsuka1:20200731090757p:plain

残り150km弱、制限時間(期間)は8月31日までなので8月に150kmは走らなければならない。

足の様子を見ながら走り切れるように頑張ろう。

 

さて、ブロガーバトンがまっくさん(id:MacRun)から回って来た。

macrun.hatenablog.com

合わせて雪だるまさん(id:sanumafudou)が始められたウォッチフェイスバトンも渡された気がするので、先ずはそちらから。

sanumafudou.hatenablog.com

 

Thinというウォッチフェイスにしている。

f:id:satsuka1:20200731093503j:image

表示項目と表示位置は設定で色々変えられる。

データリッチな画面だが、普段は

f:id:satsuka1:20200731093517j:image

至ってシンプル。 

f:id:satsuka1:20200731093530j:image

1分毎に表示位置が上下に変わり、腕を傾けると最初のデータ表示画面になる。

 

次にバトン。

f:id:satsuka1:20200731094129p:plain

ブログを始めて5年半近くになるようだ。

ほぼ毎日更新していた時期もあるし、途中、走れなくなって数ヶ月更新しなかった時期もある。最近は月に5回程度記事を書いているようだ(特に更新頻度を意識している訳ではないので、結果的にそうなっていただけ)。

ブログの野望なんてないのだが、走るモチベーション維持に繋がって、また、リアルなレースが開催されるようになった時にここで繋がった皆さんと会えることが続ける理由だろうか。

 

一番古い記事はこちら。

marathon.hatenablog.jp

「東京ハーフマラソン 2015」というバーチャルレース(今はバーチャルが普通になったけど、この時はわざわざバーチャルで走る人はあまりいなかったと思う)を作って自分で走ったのがきっかけだ。最初は自分一人で走ったのだが、次の年からはブログで繋がった方が参加してくださるようになった。

 

お気に入りの記事。

これがなかなか難しい。

やはり記録を出した時の記事が真っ先に思い浮かぶのだけれど、【速報】系だと記事自体としては記録証と一言、そして「詳細はレポで」みたいな感じになってしまう。。。

 

まだブログを始めてしばらく経ってから、タイトルを「バーチャルマラソンランナーの走行記 お供はGarmin(「東京ハーフマラソン」改題)」としていた時期があるのだが(このブログこれまでに何度もタイトルを変えている)、バーチャルマラソンランナー=仮走(想)ということで「仮走 蘭」という仮想のレポーターがいろいろなところに潜入するシリーズを時々書いていた。

今では絶対にそんな物は書かないが、そんなこともあったということでそのシリーズをお気に入りとして上げておこう。

marathon.hatenablog.jp

 

バトンの方は、上のThe Great Virtual Race Across Tenesseeを教えてくれたネムネムさん(id:otokonodiet)にお願いしまようかと思います。

もうひとり、ほぼ毎日欠かさず記事をアップされているモバイルガジェットと餃子(一時期はQueenも)をこよなく愛すGyoza Runnerさん(id:ICHIZO)に渡したいと思います。

お二人とも、2017年に(6月のオフ会でネムネムさん、12月の忘年会でICHIZOさん)一度だけお会いしている。

marathon.hatenablog.jp

 

まったく事前の確認や承諾なしにここでお願いをしているので、繋いでくれるかは未知数だが、バトンは既に複数に分岐しているので良いだろう(ICHIZOさんは記事にコメントしても半年後に突然気づいてコメントくださったりなので気づかれないかもしれない)。

 

最後にバトンのテンプレートを貼っておきます。

f:id:satsuka1:20200731124245p:plain

 

徐々に

Garmin Connectのシステムはまだいくつかの機能に制限はあるようだが、無事復旧してくれたようだ。

とにかくこれまでのデータに影響が無かったことが何よりだ。

f:id:satsuka1:20200729102855p:plain

f:id:satsuka1:20200729102914p:plain

f:id:satsuka1:20200729102929p:plain

 走ったことは自分の糧になっていてその証は今の自分だ。

とはいえ、それを記録としても残すことで、そこからいろいろと考察して次に活かすこともできるし、自分の足跡を残して行くことだけでもモチベーションに繋がる。

普段当たり前のように使っているシステムだが、これを無料*1で使えているのは有難いと今更ながら再認識した。

 

コロナによる制限された生活、一向に明ける兆しのない梅雨、それに加えて大きなシステムダウンと何だか暗い近未来SF映画のようで気が滅入って来るが、先ずはGarminが復旧してくれて良かった。10日間の天気予報をみると8/2(日)以降は予報の出ている8/8(土)まで傘マークは付いていない(@東京)。これで梅雨明けとなれば、あとはラスボス(ゲームは一切やらないのであまり僕には馴染まない言葉だが、ぴったりな感じなので敢えて)を残すのみというところか。

 

僕自身のランニングも足底筋膜炎の兆候(というか軽度ではあるが発症)があって11日間休んで1日走り、その後また5日間休んだ(これは痛みが出たからでなく、やる気の問題)。

そして昨日、以前雨天用に開拓したコース(高速道路下)を10km走ってきた。

marathon.hatenablog.jp

昨日は小雨だったので、シャワーランで良かったのだが、下ろしたてのシューズということもあって雨天用コースにした。片道600m程の単調な往復コース。

f:id:satsuka1:20200729151023p:plain

精神的にもトレーニングになると思ってたまにだったら良さそうだ。

足の方は今日ふくらはぎに少し筋肉痛が出ただけで、足底筋膜炎の方は大丈夫そうだ。今朝はまたサボってしまったが、徐々に元のペースに戻して行きたい。

*1:その分は本体に含まれていると考えることも出来るが、システム利用をサブスクにすることだってあり得るのだ。

ナイキ リアクト インフィニティ ランで怪我ゼロを目指す 使用レポート(1)

 

購入まで

先週の金曜日朝のランニング後、明らかに足底筋膜炎の症状と思われる痛みが出たので昨日までの11日間ランニングを休んだ。

痛みが出た一因には1700km以上使い続けたシューズの影響もあるかと思い、見た目ではまだ行けそうだと思いつつ新しいシューズを購入することにした。

marathon.hatenablog.jp

痛みが出たのが原因で購入するのだから、次のシューズは出来るだけ足に優しいものにしたかった。

決して今のシューズ(asicsのGT-2000)が悪い訳ではなく、単に使い過ぎただった。その性能には充分満足していたので同じ物でも良かったのだが、型落ちを探してもあまり安くなっているもは見つからなかった(あってもサイズが限られる)。

もう一つ気になっていたのが、「故障ゼロを目指す」と謳ったNIKEのリアクト インフィニティ ランだった。

www.nike.com

上の商品ページやいろんな方のインプレッションを読むとクッションが柔らか過ぎるのではないかという懸念はあったが、そもそもスピード練習は別のシューズを使うので、JOGやロングのランニング用としてはそれでも良い気がした。今使っているGT-2000だって、スピードを求めるシューズではない(フルマラソン完走を目指す位のポジショニングかと思う)。僕としては普段この重いシューズでし、レースの時にレースシューズの軽さをより実感できればという思惑もあって使っていたのだ。買った時の記事を読むと実測318gだ(ふと思い立って1700km走った後の重さを測ってみると306gだった)。

Nikeのリアクト インフィニティ ランはカタログ値で291g(28cm)なので、幾分軽くなるが、レースシューズ(ヴェイパーなら191g(27cm)、アルファなら210g(26.5cm))との差はそこそこあるので良しとしよう。

 

ということでリアクトを購入することにした。NIKE.COMで確認するとリアクト インフィニティ ランはおそらくまだ第一弾(まだ1年経っていないと思う)からモデルチェンジはされておらず、カラーバリエーションが短いサイクルで発売されているという状態のようだ。

初めの方に発売されたと思われるカラー3色は少し安くなっていたので、その中から選んで買うことにした。

 

届いたのがこれだ。

f:id:satsuka1:20200722102223j:image

f:id:satsuka1:20200722102241j:image

いや、違う。これは娘のだ。

 

f:id:satsuka1:20200720212554j:image

f:id:satsuka1:20200722072911j:image

f:id:satsuka1:20200722072922j:image

クリムゾンレッド。

赤いシューズを履くのはおそらく人生初だ。

因みに重さは実測値で264gだった。

f:id:satsuka1:20200720231507j:image

 

実際の使用感

そして今朝、ゆっくり目のJOGで9kmほど走ってみた。

商品サイトで紹介されている3つの特徴ごとに使用感を書いておこう。

 

「増加したミッドソールのリアクト素材」

リアクト素材は柔らかさと同時に反発力があり、軽量なのに耐久性に優れているというランニングにとって今まで実現が不可能だと思われていた理想的なクッション素材。リアクト インフィニティは前モデルのエピック リアクトの時よりも、リアクトの素材を24%増やすことで、ランナーが求める柔らかなクッションを実現している。

初めてヴェイパーフライを履いた時のようなソフトな着地感を想像していたのだが、それは全くと言っていいほど感じなかった。今まで履いていたGT-2000のソールの減りをみるとよく分かるが、フォアフット着地で走っているので踵着地よりもソールのクッションを感じにくいのかも知れない。

f:id:satsuka1:20200722074417j:image

そう思って改めてインフィニティを確認してみたが、前足部のミッドソールも十分な厚さがある。必要以上に柔らかくないということだと解釈しておこう。

f:id:satsuka1:20200722150504j:image

 

横ぶれを防ぐ安定性

ミッドソールの幅を広げたことにより、着地から蹴り出しまでのプロネーションを制御し、安定した体重移動を可能にした。

安定感はあるのだとと思う。微妙な書き方だが、安定感があるというより不安定さを感じることはないという方が正確だ。シューズの重量がそこまでないので安定感を感じにくいのではないだろうか?少なくとも横ぶれをするようなことは無かった。

 

ロッキング チェアのようなソール

ソール形状がロッキングチェアのようになっており、着地から爪先で蹴り出すまでのスムーズな足運びを実現した。体重を微かに前に傾けさせ、かかとから中足部、そして前足部への体重移動を促し、ランナーに自然な推進力を与えてくれる。

これについては、リアクト素材のところに書いたように僕がフォアフット着地で走っているので、「かかとから中足部、そして前足部への体重移動」を促す「推進力」は得られなかった。試しに踵から着地して走ってみたが、踵のクッションは感じるもののロッキングチェア形状で自然に前に運ばれる感覚は得られなかった。即席で試したのでちゃんとしたフォームになっていなかった可能性は高い。踵着地の適切なフォームで走ればこの形状の恩恵を受けられるのかも知れない。

 

その他感じたこと

踵のホールドが少し甘いというところ。

シューズ全体のサイズは合っているのだが、走ってみると踵の部分の密着感がない。これは僕の足の形状によるものかも知れないが、他のシューズでは感じたことがなかったので、シューズの形状によるところも無くはないだろう。ヴェイパーやアルファの内側に付いているようなものがあると良くなる気がした。

f:id:satsuka1:20200722150540j:image

今度自分でスポンジでも挟んで走ってみようかと思う。今のままでも走るのに支障があるレベルではないのだが、こういう小さな違和感も出来るなら解決しておいた方が長く履き続ける(ただし1700kmも走らない!)ことを考えると良いだろう。違和感をカバーする為にフォームが崩れたり、別なところに余計な力が加わり続けるようなことが無いようにしたい。

 

最も重要な「怪我ゼロ」

僕がこのシューズに期待するのは最終的にはこの点だ。

極端な話、推進力は無くても良い。レースシューズではないので、フォームや筋力で自分の推進力を上げることこそ必要なのだから*1

今日は9kmしか走っていないのでまだ何とも言えないが、少なくとも先々週の金曜日に走った後に生じた痛みは今のところ現れていない。これから走る距離を伸ばしながら日々コンスタントにランニングを継続した時に、このシューズの真の価値が判断出来るはずだ。

しばらく使ってみた後、改めて使用レポートを書いてみたいと思う。 

 

*1:推進を妨げずにスムースに運ぶという意味では怪我防止には重要な要素だが、推進「力」までは求めない。